密輸の情報を!道警・海保・税関が街頭啓発


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 小樽警察署(富岡1)及び小樽海上保安部(港町5)、函館税関小樽税関支署(港町5)が共同で、10月18日(木)15:00から、JR小樽駅コンコースで、薬物乱用防止啓発街頭キャンペーンを実施し、駅の利用者や通行人に、密輸に関する情報提供等を呼びかけた。
1018mitsuyu2.jpg このキャンペーンは春と秋の年2回実施され、今回は、警察署5名・海保3名・税関5名が参加。それぞれのキャラクターのほくとくん・うみまる・カスタム君も登場し、会場を和ませた。
 税関からは、「密輸撲滅やテロ防止」「海外旅行者への甘い誘いに注意」などと書かれた啓発物100部と、海保からは、海の事故の事例を紹介し、事故防止等の啓発物100部の計200部を配布した。
 同税関内における告発処分件数は、平成30(2018)年(1~9月)12件・平成29(2017)年13件・平成28(2016)年23件・平成27(2015)年22件だった。
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 平成29年に告発した13件の内訳は、不正薬物事犯8件(麻薬3件・大麻1件・指定薬物4件)、偽装クレジットカード輸入事犯4件、知的財産侵害事犯1件。
 平成30年の12件の告発内訳は、不正薬物事犯8件(覚醒剤1件・麻薬6件・大麻1件)、金密輸入事犯3件、知的財産侵害事犯1件。
 なお、税関では、職員を講師に派遣し、市内中高校生を対象とした薬物乱用防止教室(税関教室)を受け付けている。税関の仕事や役割・不正薬物の取り締まりについてを、ビデオやパワーポイント資料で解説。11月1日(木)は小樽水産高校で予定している。
 函館税関
 薬物乱用防止教室について
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