余市・登小児童に特別授業!ダンスうんどう塾


 ダンスうんどう塾本部(有幌町3・小林英夫塾長)は、余市町立登小学校(余市町登町・全校児童12名)で、9月から小林塾長らが学芸会特別授業を実施した。(写真提供:ダンスうんどう塾)
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 今年度は、新学習指導要領に基づいた新たな取り組みを始め、低学年にはリズムダンス、中学年にサンバ、高学年にはロック。子どもたちが、楽しく表現して踊る授業展開の環境作りに努めている。
 手宮西小学校でダンスを指導した頃の教師と講師の縁で、10年前の2008(平成20)年から、学芸会でダンスを発表する指導を続けた。昔話をモチーフに、地元の話題や農作物をテーマに取り組み、1年から6年までが指導を受け、学校にダンスが根付いている。
 学芸会では「リズムに乗って”マイ(舞)・ダンス”」をテーマに、各学年の児童が曲に合わせて表現する様子が見どころ。
 今学期3回目となる小林塾長の授業が、10月16日(火)に行われ、低学年には、童謡に合わせて参考になる動作を見せ、「自分ならどう表現したいかを考えて、好きに表現しましょう!」と呼びかけた。中学年にはリズムの乗り方を、高学年には、色々なリズムの表現の仕方を、スピーディーに切れ味を出せるよう指導。本日の練習ですべての振りつけが完成した。
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 小林塾長は、「軽快なリズムに乗り、身体全体を使ってリズムの特色を捉えて踊り、色々な変化をつけて動かしたり、掴んだ特徴を生かし、友達と調子を合わせながら自由に関わり合い、自分の表現したいことを即興的に踊ってほしい」と期待を寄せた。
 中村ひとみ講師は、「たった3回の練習で完成にこぎつけたのは、何事にも前向きに取り組み、ひたすら努力を惜しまないすばらしい子ども達の力。できなくて悔し泣きする子はいても、投げ出す子は1人もいない。こんなすばらしい子ども達をご指導されている先生方の
指導力、そして暖かい人間性に拍手したい」と話した。
 毎年、祖父母や保護者・地域住民が、発表を楽しみにしている学芸会では、15分ほどのダンスを披露。保護者らと一緒に踊る「レッツダンシング」プログラムも予定している。
 同校学芸会は、10月27日(日)9:00からを予定している。
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