第9回バレエコンサート ! 直江バレエ研究所


naoeballet1.jpg 直江博子創作バレエ研究所(上野亜希子代表)は、10月20日(土)13:30から小樽市民センター(色内2)マリンホールで、約40名のバレエダンサーが出演し、第9回バレエコンサートを開催する。
 本番前の17日(水)17:30、同研究所スタジオでは、本番の衣装で、児童科と中等科12名が練習に励んでいた。前日は舞台でリハーサルを行い、いよいよ本番を迎える。
 今回のコンサートは、YAYOI DANCE Co(札幌)の5名を含む、同研究所で学ぶ3歳から大人まで計40名が出演。3部構成のプログラムで、休憩をはさみながら2時間ほどの本格的なバレエコンサートが無料で開かれる。
naoeballet2.jpg 同研究所は、1957(昭和32)年に直江博子氏が創設。現在は、娘の上野さんが代表を務め、生徒を指導。また、小樽市文化団体協議会常任理事となり、文化芸術振興に取り組んでいる。
 日頃の練習の成果を発表するために、バレエ発表会とバレエコンサートを交互に開催。昨年は、創立60周年記念第30回発表会で、アドルフ・アダンの名曲によるロマンティックバレエの最高傑作「ジゼル」全2幕を披露して、観衆を魅了した。
 第1部のオープニングで開幕を飾り、中学2年生以上12名が、自身で決めた曲目と衣装で「ソロ」に出演。上野代表は、生徒ひとりひとりと向き合える時間であると話す。
naoeballet3.jpg 第2部は、くるみ割り人形より「あし笛の踊り」、白鳥の湖第3幕より「ナポリ」など小品集7つの演目に分け、日頃の練習の成果を発表する。
 第3部は「Savanna(サバナ)」。サバンナで生きるいきいきとした動物達(フラミンゴ・キリン・ライオン・ジャガー等)を、バレエで表現する。
 この作品は、1993(平成5)年の第10回ジュニアバレエファンタジー(札幌)参加作品で、上野代表が創作したものを、今回のためにアレンジした思い出深い演目。25年が経ち、当時、出演していた生徒が母となり、その子ども達世代が踊る。観客席の母親達にとっても感慨深いものがある。
 上野代表は、「それぞれに見所があり、各クラス、表現することに重点をおいている。ぜひ多くの方に見ていただきたい」とPRした。
 第9回バレエコンサート 10月20日(土)13:30開演
 小樽市民センター(色内2)マリンホール・入場無料
 直江博子創作バレエ研究所
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