金融資料館150万人達成!オーストラリア在住夫妻


1016nichigin1.jpg 日本銀行旧小樽支店金融資料館(色内1)で、10月16日(火)10:00過ぎ、累計来館者数が150万人に達し、セレモニーが行われた。
 2003(平成15)年5月14日の開館から15周年を迎え、また、北海道命名150年にあたる今年に150万人を達成でき、関係者は喜んでいる。
 150万人目の来館者は、1982(昭和57)年にオーストラリア・メルボルンに移住し、現在、オーストラリア・アデレード在住で東京都出身のワイン研究所勤務・早坂洋司さん(68)と神奈川県出身の妻・景子さん(70)。
 夫妻は、毎年来日していて、今回は1ヶ月間の滞在を予定。北海道には観光目的で、札幌の友人にも会うために3泊4日で来道した。
1016nichigin2.jpg 小樽は、観光地として観るところもあり、1つの場所で1日観光でき、街並みも綺麗だと気に入っている様子。
 金融資料館へは、「建物が素敵で写真を撮ろうと近づき、初めて来館。150万人目で驚いた。建物内部は、立派で威厳を感じる。良い思い出になった」と喜んだ。
 日本銀行・小髙咲札幌支店長から、認定証と開館15周年と150万人来館を記念したストラップ(非売品)、札の裁断屑で作った栞等を贈呈した。栞は、150万人を記念し来館者限定150名に配布する。
 小髙札幌支店長は、「北海道命名150年の150繋がりの記念すべき年に、150万人目のお客様をお迎えすることができ、非常にありがたく嬉しい。26日からは特別展が開始され、資料館の魅力を高め、皆さんに見ていただきたい。このロケーションにある施設が、小樽観光を盛り上げていくお役に立てれば」と話した。
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 日本銀行小樽支店は、2002(平成14)年9月に廃止され、日本銀行旧小樽支店金融資料館として2003(平成15)年5月に開館。日本銀行の歴史や業務、小樽の発展についてご紹介している。10年目の2013(平成25)10月9日に来館者100万人を達成。その後、年間約10万人が来館し、100万人達成から5年後の2018(平成30)年に150万人となった。
 北海道150年特別展『開拓使兌換証券と「円」の誕生』
 10月26日(金)~2019年1月22日(火)9:30~17:00(4~11月)・10:00~17:00 (12~3月)
 日本銀行旧小樽支店金融資料館(色内1)
 金融資料館HP
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