公園仲間で写真展 なえぼ森の自然館 (2018/10/10)

 自然生態観察公園の長橋なえぼ公園(幸1)にある森の自然館(山本謙也観察指導員)で、10月4日(木)から30日(火)まで、同公園に親しむ写真愛好家3名による、同公園ならではの動植物の写真約80点を集めた写真展を開催している。

komatsu.jpg 出展者の小松淳平さん(79)・大湯崇夫さん(70)・薬師セツ子さん(78)は、これまでも館内の常設写真展示や昆虫写真を提供している。

 今年の春から配属された山本指導員は、そんな3人の存在に注目し、普通に散策するだけでは出会えない貴重な写真を集めた写真展開催の協力を求め、初開催に至った。

 小松さんは、同公園近くの写真スタジオを経営するカメラマン。2013(平成25)年に、カッコウ属オオルリなどに托卵する、珍しい野鳥のジュウイチに遭遇したことをきっかけに、同公園に通うようになった。

 週に1~2回は訪れ、今回の写真展では、主に春に撮影した、シジュウカラとアカゲラのかくれんぼ写真やダイナミックに羽を広げたアカゲラ、ジュウイチがミミズを頬張る様子など20点を出展している。

ohyu.jpg 「こんなに多くの昆虫や野鳥が来る場所は他にはないここだけの魅力。今後も、なえぼで出会うすべての動植物を撮影したい」と話す。

 大湯さんは、写真を趣味とし、2003(平成15)年から同公園で、エゾリスを撮影したのが始まり。ほぼ毎日通い、常設展示コーナーに、4・6・8・10月に7枚ずつ写真を更新している。

 今回は、最小の哺乳類でえさを食べ続けなければ数時間で餓死するエゾトガリネズミ、途中に立ち寄ったと思われるカワセミ、葉緑素を持たず菌からの栄養で生きる植物のギンリョウソウモドキなど、珍しい動植物約30点を出展。

 何日も通い続け、じっと待つことで、珍しい動植物に遭遇できるそうだ。

 「この公園はこじんまりとまとまっている所が魅力で、フィールドが狭くても、動植物の種類が多く、いろいろ楽しめるから飽きない」と答え、最近では、植物にも興味を示している。
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 薬師さんは、53歳の時に写真教室に通い、写真道展や各種コンテストに入賞する実力の持ち主で、ファンも多い。

 同館の常設展示コーナーでの写真展示も続け、動植物を発表している。大湯さんと情報交換し、同公園内のアカゲラやカエルなども一緒に撮影している。

 写真展では、なえぼのアイドル「エゾリス」を、至近距離で愛くるしい表情の組写真や道展入選作品の全紙サイズで紹介。春に咲くエゾノリュウキンンカ、エゾノタチツボスミレなども捉えている。

 山本指導員は、「駅から2kmしか離れていない住宅地の近くに、貴重な自然環境が残る公園で生息する動植物を撮影した写真展。これを機会に多くの方に来館していただきたい」と呼びかけた。

 なえぼ公園森の自然館(幸1-53)は、4月11日(水)から11月10日(土)まで開館し、開館時間は、4〜9月9:00〜17:00・10〜11月9:00〜16:00。

 同館内の来館者数は年間約1万人で、自然観察のための学習室や図書コーナー、展示施設などがあり、公園の情報センターになっている。

 長橋なえぼ公園の野鳥・動植物などの写真展 10月4日(木)~30日(火)9:00~16:00
 月曜休館・入場無料 問合せ:0134-27-6061 森の自然館

 長橋なえぼ公園

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