小樽のスタジオフォトスがグランプリ!


 写真館のコンテスト「第3回写真スタジオアワード」で、小樽市花園で開業する写真館「スタジオフォトス」(濱田剛代表)が、最高賞のグランプリに輝き、日本一の写真館として名誉な賞に選ばれた。
 同スタジオは、1980(昭和55)年DPEショップとして父が始め、現在は、2代目の濱田代表と妻の佳江さん、次男の恭輔さん(23)の3人が、最高のおもてなしと写真を提供。
 濱田代表は、「店のサービス向上を目的にコンテストの出場を決めた。グランプリに選ばれ、これからも襟を正して仕事をしていきたい」と話す。
 コンテストを主催するパイオニアグリーンサークル(PGC)は、全国の写真館経営者・約550名が加盟し、写真館の価値向上と人材育成のために活動する団体。
hamadaphoto.jpg 第3回目は全国各地から75店舗が応募し、全スタジオに覆面調査を実施した。同スタジオは4月17日に実施され、クリンネス・身だしなみ、電話・スタッフの対応と細かく審査され、電話対応以外得点率100%の高得点で上位12店舗に選ばれた。6月3日に再び覆面調査を受け、前回同様高得点を獲得。上位5スタジオに選ばれ、8月29日大阪で開催のファイナリスト出場を決めた。
 プレゼンテーション審査(20分間)では、濱田代表と恭輔さんが挑み、濱田代表は過去を振り返りながら、気づいたことや写真が持つ力などを交えてスタジオへの思いを伝えた。
 恭輔さんは、高校卒業後、東京で4年間料理人として働き、フェイスブックでお互いの近況を伝え合い、父はいつも笑顔で仕事していることに気づき、カメラマンの仕事に興味を持った。地元に帰ってスタジオの仕事を手伝うことになった思いを語り、感動を呼んだという。
 「お客さんはもちろん、自分達も笑顔で対応て撮影。もっと喜んでもらえるしつらえを行い、いらっしゃいませから最後までうれしい気持ちでいてもらえるよう心掛けたい。受賞は小樽の皆さんのおかげ。感謝です」と代表が話すと、恭輔さんは、「小樽で写真館をやらせてもらうひとりとして、もっと小樽の人に写真をとってもらい、写真の力や魅力を発信していきたい」と決意を新たにした。
 恭輔さんの若い感性を活かし、スタジオ内もDIYでおしゃれに変身。佳江さんの子どもを笑顔にする力と、濱田代表のこれまでの経験で培った技術が集結して、今日も撮影に全力で取り組んでいる。
 今回の受賞のほかにも、富士フイルム営業写真コンテスト(ウエディングフォト)で、昨年に続き、2年連続でテーマ賞を受賞している。
 感謝の気持ちを込めた還元セールを企画。第1弾目は、10月1日から、小樽の大人の男100人限定で、プロフィール写真2枚で5,000円(データ)を実施する予定。
 ふぉとすたなび〜PGCとは
 小樽写真館スタジオフォトス
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