食生活のヒント! 小樽市食生活展


syokuseikatu1.jpg 第35回小樽市食生活展が、9月13日(木)10:00~15:00に、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開かれ、訪れた市民らは、健康を維持するための食生活等のヒントをそれぞれの家庭に持ち帰った。
 市民の健康づくりと食育推進事業の一環として「元気で長生きするために」を総合テーマに掲げ、保健所職員3名と食生活改善推進員35名、天使・藤・酪農・名寄市立・北海道文教大学の管理栄養士になるための実習生10名がスタッフとなり、食育の普及啓発コーナーや健康づくりを目的とした食生活改善のためのパネル、簡単で美味しい料理を展示し、来場者に対応した。
syokuseikatu2.jpg 小樽市民は、野菜不足と塩分取り過ぎ傾向にあるため、学生による午前と午後の講話で、「減塩について」と「野菜を沢山食べましょう」をテーマに、分かりやすくレクチャーを行なった。塩を取り過ぎた場合の血管について、血管をビニールの筒に見立てて説明し、破れてしまうことも伝えた。
 同保健所健康環境課・菊地郁子主査は、「少しの工夫で野菜を食べ、減塩できるアドバイスに繋がれば」と話した。
 会場では、1日に必要な野菜350gとはどのくらいの量なのか、実際に計ってみるコーナーや、梅干でさっぱり味付けしたしょうが焼き、牛乳で茹でるツナポテトサラダなどが並び、レシピも配布。
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 クイズでは、市民は1日に平均どれくらい塩分を摂取しているか質問。目標値は8g以下だが、9.3gと多く、66歳以上では9.9gとさらに高くなり、高齢者は塩分を多く摂取している様子が分かる。
 そこで、塩分を減らす方法をいくつか紹介。味噌汁の回数を減らしたり、味噌の量を半分にすることで、回数をキープできる方法や、野菜を多めに入れることで減塩に繋がると解説した。
 市内の女性は、「高血圧で病院に通っているため、減塩するための勉強になった」と話していた。
 小樽市食生活展の取り組み
 小樽食生活改善協議会
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