潮陵記念館コンサート 9/8開催


tyoryo1.jpg 今年36回目を迎える潮陵記念館コンサートに、同校音楽部OBで指揮者を務めた声楽家の宝福英樹と大沼美恵子夫妻を迎え、9月8日(土)16:00から行われる。
 榊原道子氏のピアノ伴奏に合わせ、第1部は、北原白秋作詞の日本の歌、シューマン作曲の「詩人の恋」など、第2部は、ヴェルディ「憐れみも、誉れも、愛も」で締めくくり、1時間半ほどで終演となる。
 同コンサートは、1983(昭和31)年1月24日「フルートの夕べ」に、約160名の聴衆が集まりスタート。毎年9月もしくは10月に開催を続け、36回目を迎えた。同校・小樽市・北海道から文化発信の位置づけとして推進してきた。
tyoryo2.jpg 会場となる記念館は、吹き抜け構造と天然木材の内装が調和した素晴らしい音を響かせ、室内楽には最高の環境と評判。国内外の著名なアーティストを招き、生の演奏会を開いてきた。
 宝福氏は、オペラ・歌曲・宗教曲とバランスよく歌える歌い手で、リサイタルは好評を得ている。演奏会の企画や解説なども手がけ、マルチな才能を発揮。小樽での単独コンサートは初めてとなる。
 妻の大沼氏も、数多くの宗教曲や交響曲のソリストを務め、数々のオペラを歌い演じ、澄んだ声は多くの聴衆を魅了している。
0908tyoryo.jpg 同氏と同窓の小樽水産加工業協同組合・田宮昌明専務理事は、「当時の音楽部は、1年生が多い中、上手くまとめ、同校の定期演奏会後に音楽の道へ進むことを決めた。小樽で開催する演奏会、多くの市民に聞いてもらいたい」と話した。
 なお、前日の7日(金)16:00から、同氏による母校の生徒に音楽指導を、同校音楽室で行う予定。
 前売入場券2,500円・高校生以下無料。取扱いは、石井ガクブチ店(0134-23-2492)、玉光堂小樽本店(0134-34-3388)、三響楽器(011-684-1276)。当日券あり・定員200名。
 問合せ:090-1648-1243 上西