高文連美術 後志支部研究大会一般公開


kobunrenart1.jpg 北海道高等学校文化連盟後志支部美術専門部第53回後志支部美術展・研究大会(桜陽高校校長・白鳥真次大会委員長)は、8月21日(火)~23日(木)の3日間、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開かれ、一般公開されている。
 後志9校から水彩・油彩・アクリル・イラスト等の平面作品と人形等の立体作品を約80点展示。高校生の若い感性が作品に漲っている。
 初日21日11:00から開催式を開き、参加生徒が、3点の相互批評とベスト10点を投票した。昼食をはさみ、同館企画展を鑑賞し、運河周辺のスケッチに繰り出した。
kobunrenart3.jpg 大会2日目は、顧問等による作品審査が行われ、大会3日目に会場に結果を掲示し、合同批評会・表彰式・閉会式を予定している。
 小樽桜陽高校美術部は、1年~3年8名の油彩・鉛筆・水彩・アクリルの8点を出展。部長の浪岡里吏さん(3年)は、細密なペン使いが印象的な「モラトリアム」を発表。バラエティーに富んだ線が強弱を付けて描かれ、線によって塗りつぶされ根気のいる作業を繰りかえした作品。「2年生の頃からペン画に興味を持ち、最後の高文連となり良い結果を残したい」と話す。
 顧問の森平晶教諭は、「各部員が自由に描きたいものを表現している」と話す。
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 全道大会への推薦作品は、審査会で平面作品22点と立体作品2点を選考。佳作(若干名)に選ばれた作品の作者は、道大会に出席できる権利が得られる。
 今回の全道大会は、小樽市で10月に開催。小樽市総合体育館を会場に全道から選ばれた作品が一同に展示される。
 北海道高等学校文化連盟後志支部美術専門部第53回後志支部美術展・研究大会
 8月21日(火)12:00~17:00・22日(水)10:00~17:00・23日(木)10:00~12:00
 市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー 入場無料
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