似鳥美術館にステンドグラスギャラリー新設 (2018/08/20)


 株式会社ニトリ(札幌市北区・代表取締役社長兼COO白井俊之)が運営する小樽芸術村(色内1)の似鳥美術館に、新たなステンドグラスギャラリーがオープンする。

 宝飾品で有名なティファニー社創業者の長男ルイス・C・ティファニー氏制作のステンドグラスギャラリー(約250㎡)が、8月22日(水)からプレオープンする。昨年9月にグランドオープンした同村美術館に、約100年前のアメリカ製ステンドグラスの傑作が並び、更なる魅力が加わった。

otarugeijutumura1.jpg 一般公開に先立ち、20日(月)14:00から、修復中の2組と詳細解説の展示を除いて、メディア向け内覧会が行われ、11月16日(金)には、32組の公開を予定している。

 同村・天地風太総支配人は、「20万人の来場者となり予想よりも多くの人で賑わい、小樽に新しい名所を作る社会貢献の目的を達成することができたと思う。さらに、旧三井銀行小樽支店の重要文化財を目指し、より多く人に愛される美術館でありたい。ティファニーのランプは見かけるが、ティファニーのステンドグラスは、日本ではここだけ。これまでのイギリス製のステンドグラスと比較して鑑賞できるのは小樽芸術村だけ」と挨拶した。

 内覧会では、ステンドグラス作家で研究者の同村・志田政人特別顧問により、同ステンドグラスの特徴や見所が解説された。otarugeijutumura2.jpg「これまで公開してきたステンドグラス美術館では代表的なヨーロッパの古典的絵付け技法と、全く新しいアメリカのアールヌーボーの代表者のルイス氏の作品の両方が存在していることはとても意味があり、展示されているのは世界でもない。ぜひ両方を観ていただきたい」と強調。

 今回公開するルイス氏が目指した作品は、独自が創り出すガラスそのものが発する光の世界で、全てをガラスの素材だけで表現したいと考え、神聖な出来事をより強く印象づけるアメリカ製のステンドグラス作品群と、これまでのイギリス製の細密に絵付けされたガラスで物語を分かりやすく表現することを重要とする作品群と見比べることができるのも大きな特徴。

 一番大きな作品の「四福音書の窓」は、20世紀初頭にアメリカで作られ、左右約6.8m・高さ約5.3m、16枚のパネルで構成。中央の円形窓の中心には開いた聖書が描かれ、そこから発する光が周囲に広がる様表現されている。

otarugeijutumura3.jpg ルイス氏は、ガラス製造技法の開発に取り組み、オパールセントガラス(乳白ガラス)やファブリルガラス(玉虫色に輝くガラス)、布の形をガラスで表現するなど、次々と世に発表。ティファニーランプも有名だが、最初の成功は教会のステンドグラスだったという。

 公開された中の1910年頃の作品「世の光」ドアをたたくキリストの持つ光るカンテラは、カンテラ部分のガラスをあえて暗くして灯部分が光るように見せた。

 また、アールヌーヴォー装飾パネルの1枚1枚は、860以上のガラスのピースを組み合わせた。ガラスの角を削って乱反射させたり、ありとあらゆる種類のガラスを使っている。

 描かずにガラスで表現する鳥の羽やガラスを重ねた水中のグラデーション、修復を手がけることで可能となったステンドグラスの仕組みを、来場者が見たり触ったりできる展示も行う予定だ。

 小樽芸術村HP

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