図書館の夏休み応援企画 おばけ屋敷と怖い話


tosyokannokai1.jpg 市立小樽図書館(花園5)は、夏休み応援企画第4弾「図書館の怪」を、8月19日(日)14:00から開き、小学生以上の子ども32名と大人17名が参加。本をテーマに活動する団体「たるBOOK」の5名が、読み聞かせやおばけに扮して協力した。
 参加者の中には、メイクや衣装などでおばけに仮装した子どもや大人もいて、イベントを盛り上げ、図書館司書の怪談もあり、怖い雰囲気が漂った。
 同館は、夏休み中の子ども達にもっと図書館に親しんでもらおうと、7月に図書館探検・調べ物応援タイム、8月18日(土)は、今日のイベントを盛り上げるために、「みんなで作る図書館の怪」を開き、コウモリなどのおばけの工作や会場づくりを行った。
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 同館2階の視聴覚室に、手作りしたおばけを並べたり、驚く仕掛けを作っておばけ屋敷が完成。
 図書館の怪では、肝試しの前に、地下の移動図書館の書庫に集まり、たるBOOKのメンバーによる怖い話を中心に読み聞かせが行われた。
 はじめに手遊びで和ませ、「おばけのパーティ」「よるの神社の森の中」「かっぱ」など5冊を読み聞かせ、参加者は段々と怖い世界に入っていった。
tosyokannokai3.jpg その後、真っ暗なおばけ屋敷で肝試しを行った。中では、おばけが問題を出題するクイズラリーが行われ、怖さに震えながら問題に答え楽しんでいた。
 2階ホールには、たるばとクラブお奨めの怖い話の本が並び、借りる子も多かった。
 鈴木浩一館長は、「子ども達は怖い話が大好きで、今日は本が好きな子ども達だけではなく、普段、図書館に来ない子も来て、本を見たり、読み聞かせを聞いたり、本を借りるきっかけになればと思う。友達同士で来館し楽しんでもらいたい」と話した。
 怖い話が嫌いな佐野尊俊君(小1)は、「昨日の工作会にも参加してコウモリを作った。読み聞かせはちょっとだけ怖くて、お化け屋敷は怖かった」と話し、お奨めの怖い話の本を借りていた。
 たるばとクラブ夏休み応援企画〜図書館の怪