旧日本郵船小樽支店前の北運河で、8月12日(日)13:00から、ペットボトルで作った艀(はしけ)の大きさ世界一のギネス世界記録にチャレンジする催しが行われ、見事世界記録に認定された。
小樽青年会議所(山本秀也理事長)が主催する北運河ルネサンス2018に合わせ、同所が市内全18校の小学生に呼び掛けて行った。
艀は、ペットボトルを使って各学校ごとにパーツを作り、11日(土)に北運河で組み合わせて完成。使用した数は2,875本で重量は約200kg。
正式名称は「プラスチックで作った最大のいかだを浮かばせる」(Largest floating raft plastic)となり、世界初の試みであることから、ギネス社が設定した基準に基づき審査が行われた。ギネス基準は、「艀の面積が20㎡以上で、1人の人間が乗り、1分間沈まないでいられること」。
多くのギャラリーが見守る中、18校ののぼり旗が掲げられたペットボトル艀は、山本理事長を乗せて1分間水上を漂い、第1ステージをクリア。次に資格を持った測量士が計測した結果、艀の面積は21.817㎡でクリア。世界記録に認定された。
ギネス社の公式認定員から認定証を受け取った山本理事長は、「全18校の小学生に協力してもらい、この日を迎えることができた。皆さん本当にありがとう」と感謝を述べ、集まった小学生や保護者から喜びの声が上がっていた。
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