1本の飲料水から10円 キリンビバレッジ図書寄贈


kirinbeverage.jpg 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)正面玄関前に設置の北海道キリンビバレッジサービス株式会社(本社札幌・平井一彦代表取締役)の自動販売機の清涼飲料水1本の売上につき、10円の寄贈を実施し、平成29(2017)年度の売上本数の合計により、図書15冊(24,020円相当)を寄贈した。
 同社は、小樽市のまちづくりと市民の生涯学習拠点のひとつである、図書館を応援する目的で、2012(平成24)年4月に寄附型自動販売機を設置。寄附金額は累計202,180円、寄贈した図書は143冊にも及ぶ。寄附は今回で6回目となった。
 その贈呈式が、6月29日(金)11:00から、同館2階会議室で、同社土田雄一札幌支店長が出席し、鈴木館長に目録を手渡した。
 土田支店長は、「若者の読書離れや電子書籍が普及する現代社会ではあるが、図書館を利用される方々が、本(図書)から紙の温もりを感じる方が増えてくれると嬉しい。自動販売機を通じて、図書館を利用される方に、憩いと潤いが提供できれば幸い。今後も継続して図書を贈呈し、図書と利用者の増加に少しでも貢献できれば」と挨拶した。
 鈴木館長は、「延べ20万円を超える本の寄贈をいただいている。図書館は無料の施設で、誰でも気軽に利用できるということで、小さいお子様から高齢者まで、手に取って楽しく読める本を選んで寄贈いただいた。平均600人の利用者がいる。特設コーナーで貸出を行う予定」と感謝した。
 北海道キリンビバレッジサービス
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