モバイル決済サービス導入! 堺町通り商店街


 小樽堺町通り商店街(久末智章理事長)は、インバウンド向けのモバイル決済サービス「Wechat Pay(ウィチャットペイ)」と「Alipay(アリペイ)」の導入を推進している。
 増加する外国人観光客の利便性の向上と、各店舗の売上を伸ばし、地域活性化を図ることを目的としている。
mobileservice.jpg 同商店街に加盟する約80店舗のうち、すでに導入済みの店舗を含めて、7月末までには41店舗の導入を予定。7月1日時点では、大正硝子堺街店やどんぷり茶屋他8店舗で利用でき、他の店舗は、随時、導入の手続きを行い対応する。
 Wechat Payは約8億人、Alipayは約5億人の中国・台湾・香港等にユーザーを抱える、生活に密着したスマホ決済サービス。現金やカードを超えるほど日常的に使われ、2016(平成28)年取扱実績は、合わせて約320兆円にも上る。
 道内では、空港や大手百貨店、登別温泉など、外国人観光客が多い地域では導入が進み、小樽でも、外国人宿泊客(中国・香港・台湾)が約11万5千人(2017年度)と伸び、来樽した外国人観光客の利便性と満足度を向上させ、消費拡大を狙う。
 今後は、同商店街発行の中国語マップやHPで決済加盟店舗をアイコン等と共に掲載。商店街オリジナルの販促物で集客アップにつなげ、大型連休や季節のイベント時には、決済時に特典が得られるキャンペーン等を企画する予定だ。
 小樽堺町通り商店街
 Wechat Pay
 Alipay