迫力ある神輿渡御! 龍宮神社例大祭

 小樽三大祭りのひとつ、龍宮神社(稲穂3・本間公祐宮司)例大祭が、6月20日(水)・21日(木)・22日(金)の3日間で開かれた。
ryuguu1.jpg 同神社から梁川通りにかけて、100件以上の露店が軒を連ね、小中学生や家族連れが行き交い、祭りを楽しんだ。
 同神社でも祭事の時に奉奏している「松前神楽」が、平成30(2018)年3月8日に、国の重要無形民族文化財に指定され、小樽松前神楽保存会による奉納が行われ、同神社を建立した榎本武揚の曾孫の榎本隆充氏も祭りに参加した。
ryuguu2.jpg 21日(木)の夏至の日は、時折雨が降る中、同神社社中・小樽龍祭會(5代目会長・井上利廣氏)150名と、道内外から約50団体400名の担ぎ手が参加して、迫力ある神輿が祭りを盛り上げた。
 2基の神輿は15:00に宮出を行い、サンモール商店街が折り返し、都通り商店街・梁川通り商店街と市内中心部を抜け、休憩をはさみ、都会館前を20:00に、町内会の提灯を掲げた行列に先導され、威勢の良い掛け声を響かせながら神社を目指した。
ryuguu3.jpg 露店前には、大勢の現物客が詰めかけ、身動きができないほど混雑した。神社前の階段まで獅子舞が出迎え、神輿のクライマックスを迎えた。2基の神輿が何周も境内を回り、見物客には、御神饌(ごしんせん)がまかれ、熱気に包まれた。
 21:00に宮入が終了し、井上会長から、大勢の観客と担ぎ手に感謝の挨拶があり、三本締めで無事を祝い、6時間に渡る神輿渡御は終了した。
 3日目の22日(金)は、稚児舞・松前神楽・打々っ鼓奉納・子どもダンス・カラオケ決勝大会で、祭りが閉められた。
 龍宮神社
 関連記事