14年ぶりに800万人台へ! 観光入込客数


0604kankou.jpg 小樽市は、2017(平成29)年度の観光入込客数を発表した。
 入込客数は806万1,600人となり、14年ぶりに800万人を超えた。昨年度の790万7,700人を15万3,900人上回る結果となったが、道内客が18万4,700人減少したのに対し、道外客が33万8,600人増加しており、市観光振興室は、道内客数が減少したのは、昨年9月に大型台風が上陸したことなどが原因と考えている。
 宿泊客数は、昨年度より2.9%多い75万7,500人で、6年連続の増加となった。特に外国人宿泊客は昨年度を20.3%増の20万5,587人となり、5年連続で過去最高を更新しており、市は、「新千歳空港とアジア圏を結ぶ国際定期便が増便となったことなどが要因」と分析している。今年度、市はマレーシアなどで観光PRを行う予定。
 国別の宿泊客数では、韓国が前年比73.4%の大幅増の4万6,380人となった。韓国は、2016(平成28)年度に直行便の就航や増便が相次いだことが増加につながったと考えている。
 平成29年度 小樽市観光入込客数の概要