元海上保安部次長が講演会 北の灯台物語  (2018/06/03)

toudai1.jpg 市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)で、北海道命名150年と日本初の洋式灯台起工から150周年を記念し、第1弾企画展「北の灯台物語」が、6月2日(土)から17日(日)まで行われている。

 同展に関連して、3日(日)13:30から同館2階視聴覚室で、元釧路海上保安部次長・山本雅晴氏を招き、講演会「北海道の姿、世界へ発信!鳥になった気分で眺めてみませんか」を開き、灯台に興味を持つ35名が参加。明治時代の灯台建築について詳しく解説し、灯台にまつわるエピソードも交えて語った。

toudai2.jpg 山本氏は、全国隈無く灯台を回り、2010(平成22)年の退職後は、灯台の研究を続けている。今回展示している西洋式灯台28基のペーパークラフトも同氏が制作したもの。

 1872(明治4)年から1900(明治33)年までに建設された北海道の灯台について、津軽海峡から宗谷海峡までの日本海側に10基・津軽海峡に6基・太平洋側に12基の計28基が作られ、北海道の日本海側で一番最初に作られた日和山灯台を中心に語った。

 日和山灯台は、1863(明治16)年10月15日に初点灯され、木造六角形の小型灯台(4等)で、それほど遠くまで光が届く灯台ではなかった。電力がない時代にどうやって回転させていたのかも紹介した。
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 同灯台を知る手がかりとして、北海道立文書館が所蔵している日和山灯台関連資料や、明治末や1916(大正5)年の日和山灯台周辺の写真も紹介した。

 日和山灯台と名付けたルーツについて、同氏は、「調査中であるが、本州から祝津や高島に住んだ人の祖先が、本州にある日和山と似ていることから名付けた説などがいくつかある」と語り、「小樽は日和山について知らないが、日和山灯台をなくして小樽はない。小樽のためだけではなく全世界のために灯がともされ、灯がなかったらすべての船舶が困ったと思う。ご理解をいただければ」と締めくくった。現在も情報収集中で協力を求めている。

toudai4.jpg 館内には、西洋式灯台クラフト展をはじめ、北海道や小樽の灯台の歴史を、写真やパネルで紹介。実際に使われていた灯台のレンズや電球も展示している。

 6月10日(日)正午から14:00まで同館1階児童室に、海上保安庁のマスコット「うみまる」と「うーみん」がやってくる。幼児や小学生を対象にクイズ等も用意している。

 同日13:30から14:30まで同館視聴覚室で、小樽海上保安部交通課長・大谷良彦氏を講師に、講演会「日和山灯台の北海道の灯台歴史」を開く。襟裳岬灯台の灯台職員と家族の生活の記録映画「海を照らす人々」を上映する予定。

 問合せ:0134-22-7726 市立小樽図書館

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