春祭り最終日は商店街でYOSAKOIパレード!

 3日間の日程で開催された、おたる春祭りの最終日5月27日(日)11:30から、YOSAKOIパレードが商店街で行われ、3つの団体の踊り子達が今年の演舞を初披露した。
 同祭りの恒例となった同パレードは、YOSAKOIソーラン祭り前に、小樽の商店街で演舞を披露。間近で見ると更に迫力を感じると、通りかがった市民や観光客は思いがけない演舞に感動していた。
 梁川通り商店街をスタートし、都通り商店街・サンモール一番街と、演舞を披露していった。


 初参加の石狩市を拠点に活動する夢鼓動大地21は、約50名で先頭を踊り、感謝をテーマにした「ミーファイユー」のパレードバージョンを披露。沖縄県八重山の方言で「ありがとう」を意味する。
 鳴子の代わりに形や大きさが異なる琉球太鼓を持ち、森田一幸代表率いる踊り子みんなが元気に笑顔で踊り、沿道の見物客を楽しませた。
 8回目の参加となるミナオ・ドーレくしろは、「祭りの輪は人の和」をテーマに、釧路・十勝・札幌・奥州の仲間25名が集まるファミリーチーム。今年の曲「港町くしろ2018」を初披露。釧路のシンボル丹頂をあしらった衣装をまとい、息の合った力強い踊りで観客を魅了した。
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 地元代表の小樽商科大学YOSAKOIサークル翔楽舞は、11年目を歩み出した。今回は約100名で参加。「帆をあげろ」をテーマにタイトルは「出帆唄(いづほうた)」。翔楽舞という大船が、小樽の地から躍動することを意味する。船出の時の漁師たちが心ひとつに唄うように男性は力強く、女性は優雅に団結力の強さを魅せつけた。
 小樽アニメパーティー関連では、昨日よりも多くのコスプレイヤーとカメラマンが登録。13:00時点で84名。個性溢れるコスプレイヤー達が商店街を行き来した。
 12:30からは、初企画のアニメ○×大会が、都通り商店街の喫茶光隣空きスペースで開かれ、約40名が参加した。アニメやゲームに関する問題に○か×で答え、全問正解者5名に500円分の商品券をプレゼント。haru-anime2.jpgアニメやゲーム好きにしか分からない難問が多かったが、参加者は笑顔で楽しんでいた。
 市内10代の2人連れは、外国のゲーム「アンダーテール」に出てくる人間とヤギのモンスターで登場。午後からは着替えて2着目も披露するとのこと。「好きなキャラクターになれることやアニメパーティーは交流の場となる」と話した。
 アニメ銀魂の新撰組近藤局長やカムイ、進撃の巨人のジャンなど、コスプレを楽しむ人が道内各地から集まり、小樽は、「のんびりでき、美味しい物を食べ、コスプレを楽しめる町」と話していた。
 夢鼓動大地21
 ミナオ・ドーレくしろ
 小樽商科大学翔楽舞
 小樽アニメパーティー
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