よつばふれあい演芸市 近隣住民で賑わう


yotsubaichi1.jpg 社会福祉法人小樽四ツ葉学園(桜3)は、日頃からお世話になっている地域住民に役立ててもらおうと、花や野菜の苗の直売所「よつばふれあい園芸市」を、5月18日(金)から6月3日(日)の10:00から16:00まで、よつばふれあい前で開いている。
 初日の18日は、黄色や赤・青の可憐な花をつけた花の苗や青々とした葉の野菜の苗が並び、待ちわびた近隣住民らが、家庭菜園用や花壇用に植える目当ての苗を買い求め賑わっていた。担当職員6名と利用者が販売員を務め、会計の前に列ができるほど混雑した。
yotsubaichi2.jpg ベテラン職員は、植え方の質問にもひとつひとつ丁寧に応じ、担当の越智生活支援員は、「安くて良いものを提供していきたい」と話した。
 同学園の外作業に携わる通所・入所利用者15名と担当職員が、2月末からビニールハウス内で、温度と水の管理に気を配りながら、丹精込めて種から育てた苗ばかり。
 新種のネモフィラ・フェリシアも加わり、定番のかすみ草・ダリア・アスター・マリーゴールドなど花の苗50種類、セージ・バジルなどのハーブの苗10種類、青しそ・レタス・きゅうり・トマトなどの野菜の苗30種類を用意。花は80〜120円、野菜は90〜250円と格安で販売された。
yotsubaichi3.jpg 人気のトマトはミニ・中玉、なすも長なす・中なすと豊富に揃えた。リピーターも多く、飛ぶように売れ、売り切れた苗は、随時ビニールハウスから運んで補充され、野菜作りに重要な黒土や肥料が入った混合土も販売。5袋以上で配達してくれる。
 近所に住む山岡峯夫さん(74)は、「この日を楽しみにしていた。青しそを30株買った。1ヶ月後に収穫できジュースにすると美味しい」と話し、女性客も野菜の苗を買い「今日は天気が悪いので植えないほうが良い」とアドバイスしていた。
 今年からテント内で、利用者が手作りしたバッグやポーチ、お手玉などの手芸品やビーズアクセサリー等の販売を始めた。訪れたお客さんは、「上手に作っているね」と感心していた。
 よつばふれあい園芸市 5月18日(金)〜6月3日(日)10:00〜16:00
 問合せ:0134-51-2005 よつばふれあい・駐車場完備
 雨天中止の場合あり
 関連記事