2018(平成30)年度小樽港クルーズ客船のトップバッターを飾る「ノルウェージャン・ジュエル」が、5月11日(木)8:00に勝納埠頭に入港。カラフルにペイントされた白い巨大な船体は、見る者を圧倒するように岸壁に横付けされた。
同船(総トン数93,502トン・全長294.13m・バハマ船籍)は、2005(平成17)年に就航、2014(平成26)年に改装したノルウェージャンクルーズラインが運航する豪華客船で、客室数は1,188室・乗組員1,100人。今回は、函館港から小樽港に乗客2,300人を乗せて寄港した。
最上階の13階にはプールがあり、7階のメインレストランは、新鮮な食材を使った料理を日替わりで提供。その他、ワインバーやアートギャラリー・フィットネスセンター・カジノ・シアターなど、幅広い世代の乗客の様々な要望に対応した施設を完備している。
10:00過ぎから、森井秀明市長をはじめ、鈴木善明市議会議長、市議会議員、ミス小樽の村上千草さんらが乗船して、船内見学会が開かれ、11階デッキで、ジョルジオ・ボソリーノス船長をはじめ、スタッフキャプテン、ホテルディレクターが出席して歓迎セレモニーが開かれた。
森井市長は、「どこにもない景色、新たな芸術との出会い、職人の技を堪能できるお寿司、小樽に滞在中は、小樽の素晴らしさを存分に堪能してもらいたい」と歓迎し、記念の楯を交換と記念品の贈呈。ミス小樽からホテルディレクターに花束が手渡された。
ジョルジオ船長は、「スタッフ一同、小樽に来ることをとても楽しみにしていた。どうもありがとう」と感謝した。出席者全員で記念撮影をして、和やかな雰囲気の中、しばし歓談した。
17:30から出港セレモニーが行われ、タヒチアンダンス教室hinafetiaのダンスと小樽潮太鼓保存会の打演が行われ、18:00にペトロパブロフスク(ロシア)へ向け出港した。
同クルーズは、5月6日(日)横浜を出港して、7日(月)清水港、9日(水)に青森港、10日(木)に函館港、11日(金)に小樽港に入港。14日(月)ペトロパブロフスク(ロシア)、18日(金)スワード・アラスカ州に入港する予定。
次回のクルーズ客船は、5月23日(水)6:00に「カレドニアン・スカイ」が第3号埠頭に寄港予定。
◎2018小樽港クルーズ客船寄港予定