中華のレシピでおもてなし 小樽友の会


tomonokai1.jpg 力を寄せ合い協力してよりよい社会を作ろうと活動する「小樽友の会」が主催して、4月20日(金)9:30から13:00まで、友の家(緑2)2階調理室で、中国料理・春餅(シュンピン)の料理講習会が開かれた。
 春餅は、中国では立春の節句などに作って楽しむ縁起のよい食べ物とされ、家族や親しい人が集まった時にご馳走となる献立。
 同会で家庭料理を担当する田宮けいこさん、おもてなし料理担当の樋渡清美さん、ベテランの金澤映子さんが講師を務め、若い母親も気兼ねなく参加できるよう、2ヶ月児からの託児も用意され、13名が参加した。
tomonokai2.jpg 料理に取り掛かる前に、田宮さんから作り方の解説があった。強力粉と熱湯を混ぜて作る餅は、円形に薄く延ばすのが一番の頑張り所と説明。参加者は、てきぱきと作業に取り掛かっていた。
 包む具も焼豚や海老の炒め物など5種類を用意。具沢山でボリュームがある献立。さらに、米から炊くおかゆと杏仁豆腐の作り方も覚えた。
 調理後は、食堂で参加者全員が試食。出来栄えを褒め合い、「美味しい」と笑顔がこぼれていた。参加者の1人は、「自己流で作っていたが、教わった餅が美味しく、勉強になった」と喜んでいた。
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 同会は、1930(昭和5)年にジャーナリストで教育者の羽仁もと子を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者によって設立。
 1932(昭和7)年に創立した小樽友の会は、2017(平成29)年に85年を迎え、銭函から余市まで125名の会員が登録。洋裁や料理、茶道の生活講習会等を開き、心豊かな生活を願い活動を続けている。随時会員募集中で、男性も参加できる。問合せ0134-23-0923 小樽友の会(緑1)
 小樽友の会HP
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