おたる案内人 ボランティアガイドの会発足


 小樽観光大学校(大学校長・森井秀明小樽市長)の認定制度「おたる案内人」の有資格者らが、観光ガイド団体「おたる案内人ボランティアガイドの会」を立ち上げ、4月7日(土)13:30から小樽市民センター(色内2)で設立総会を開催した。
0407otaruguide.jpg これまで、おたる案内人は組織化されておらず、NPO法人歴史文化研究所などが窓口になり、観光ガイドの要請を同案内人個々が受けてきた。昨年度も市が主催するまちなみ散策や、観光協会の観光サポートガイド、小樽雪あかりの路バックヤードツアー(同実行委員会主催)、旅行会社のツアーガイドなどを行っている。
 発起人代表で同案内人マイスターの岩崎迪氏は、約800万人が訪れている小樽観光において、「多様なニーズに迅速かつ適切に対応するため、同案内人による組織化の声もあり、発起人7人を中心に、昨年から準備を進めていたもの。27人の賛同を得て設立に漕ぎ着けた」と話す。
 同会では、ガイド活動のほか、今後、ジュニア層などを対象に、ホスピタリティの醸成・観光ガイドの育成や、魅力ある観光ルートやプログラム作りなどの取り組みなどを進め、観光客の受入態勢の充実にも取り組んでいく。
 総会に出席した、小樽市産業港湾部観光振興室の川嶋広士室長は、「小樽観光にとって、おたる案内人の皆さんは不可欠。今後もおもてなしの充実のため協力をお願いするとともに、市も会をバックアップしていきたい」と話した。
 小樽観光大学校HP〜おたる案内人
 関連記事