防火標語入りシャープペン寄贈 北海道信用金庫


shinkinpen1.jpg 防火標語入りのシャープペンシル・蛍光ペン2本組の1,000セット(17万円相当)の寄贈が、北海道信用金庫(佐林史明小樽事業本部長)から小樽市消防本部にあり、その贈呈式を、4月5日(木)9:30から消防庁舎(花園2)4階消防庁室で開いた。
 佐林本部長から土田和豊消防長に、同セットが手渡され、幼少年防火クラブ等の活動や、消防本部が実施する住宅用火災警報器設置促進活動に活用する予定。
 土田消防長は、「皆さんの地域に根ざした活動の力を借りて、広報物を配布することで、防災教育の普及ができればと思う。とても役立っている」と感謝した。
 佐林本部長は、「地域に日頃の感謝の気持ちを込めて始め、子ども達に、小さい頃から防災に対する認識を持ってもらうことが大事だと思い、寄贈を続けている」と話した。
shinkinpen2.jpg 同信金は、旧小樽信金時代の昭和55(1980)年から毎年続け、今年で39年目となった。合計額は544万円相当に及ぶ。
 ペン2本には、銀行名と市内小学生が考えた標語「坂のまち みんなで守る 防火の輪」が印刷され、火災予防の普及啓発に大きな効果を期待している。
 小樽市の少年消防クラブ11団体・167名は、少年期から防火に関する知識を身につけ、周りから火災を出さない取り組みを進め、将来の地域防災を担う人材の育成を目的としている。幼年消防クラブ31団体・2,221名は、幼稚園児と保育園児に対して、火の恐ろしさを教育し、火遊びの防止を図り、消防に対する理解の促進を目的としている。
 4月20日(金)から春の火災予防運動が始まり、21日(土)ウイングベイ小樽で、住宅火災警報器の防火機器展を実施し、その時に配布する予定。
 小樽市消防本部
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