「みなとオアシス」シンポ! 商議所の港湾振興 (2018/03/24)

 小樽商工会議所(山本秀明会頭)の港湾振興プロジェクトが主催するシンポジウム「みなとオアシスって何?」が、3月24日(日)14:00からウィングベイ小樽(築港11)市民劇場ヲタル座で開催され、約100名の市民が参加して熱心に耳を傾けた。

 同プロジェクトでは、小樽駅から港に下った突き当りに位置する第3号ふ頭を、市民や観光客が憩うことができる交流拠点として活用・整備することを小樽市に提言。

minatooasis1.jpg これまでもシンポジウムの開催をはじめ、イメージ映像『港を巷に』の制作、廃コンテナを利用して港にカフェを運営する実証実験などの活動を進めてきた。

 今回テーマとなった「みなとオアシス」は、国土交通省が進める制度で、住民参加による地域振興の取り組みが行われる港の施設を登録・支援し、港を核として住民の交流や観光振興などのまちづくりを行う仕掛けを誘導するもの。全国ではすでに107箇所登録されており、道内も函館・室蘭・苫小牧・江差など10港湾に「みなとオアシス」が登録済み。

 同シンポジウムでは、北海道開発局小樽開発建設部の日色徳彦築港課長による「みなとオアシス」の概要説明の後、愛媛県八幡浜港のみなとオアシス「八幡浜みなっと・みなと交流館」の木村謙児館長の基調講演が行われた。

 同港が重要港湾から地方港湾に格下げとなり、港湾が衰退していく中で、最後の切り札として策定した港湾振興ビジョンを、新しい首長に却下されるなど紆余曲折もあったが、10年の歳月をかけて「八幡浜みなっと」が2013(平成25)年にオープンするまでの経緯や、「みなっと」には年間100万人以上が訪れていることなどが紹介された。
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 続いて、同プロジェクトリーダーの佐藤慶一氏をファシリテーターに、木村館長のほか、千葉美幸氏(小樽市議会議員)、久末智章氏(大正硝子館代表)、福島啓介氏(N合同会社代表社員)の4名のパネリストによるフリーディスカッションが行われた。

 パネリストからは、「例えば、今の小樽観光は市民が置き去り。みなとオアシスを進めるには、市民を主役にしないと暈(ぼけ)けた施設になってしまう」、「小樽港は条件が良すぎて、却って焦点を合わせられないことが課題」、「市民はなかなか港には行くことはない。市民にとって居心地の良い場所にする必要がある」などと言った発言があり、みなとまちづくりマイスターでもある木村館長からは、「小樽港は、このロケーションなのだから、やるなら今でしょう」といったエールが送られた。

 最後に佐藤氏は、小樽港が開港120周年を迎えることに触れながら、「港の役割は変わっていくが、先代に感謝するとともに、次代に手渡すために、今、真剣に港づくりを考えていかなければならない。港の元気が小樽の元気だ」と話し、同シンポジウムは定刻の16:30で終了した。

 国土交通省HP〜みなとオアシス

 商工会議所『港を巷に』

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