歩くスキーやチューブ滑り 雪あそびの集い



 小樽からまつ公園運動場(最上2)を会場に、第9回歩くスキーと雪あそびの集いが、3月21日(水・春分の日)9:00から14:00まで開かれ、歩くスキー体験やチューブ滑りを楽しむ子ども達の元気な様子が見られた。
walkingsky1.jpg 主催は、おたる自然の村公社と小樽スキー連盟の小樽クロスカントリースキークラブ(六条祐二会長)。
 同運動場運営ハウスを開放して、歩くスキー用具を無料で貸出し、同クラブメンバーが希望者に指導。歩くスキーの楽しさを広め、コンバインドの大会なども実施。未来の選手の育成にも協力している。
 25日(日)で今シーズンの終了を控える、歩くスキー事業のシーズン納めのイベントとなった。
walkingsky2.jpg 9:30から歩くスキーコース横で開会式が開かれ、同クラブ六条会長や市長・同クラブメンバーが出席した。
 六条会長は、「様々な催しが開かれ、小さい子どもも沢山来ている。オリンピック等でクロスカントリーに注目が集まり、3月上旬の大会にも昨年より多い30名が参加した。将来、北海道を代表するオリンピックで活躍する選手が生まれればと思う」と話した。
 その後、小樽商科大学ラグビー部員や高校生・小学生が歩くスキーを体験。同クラブのメンバーが指導に当たった。
 青空が広がる春らしい日差しの中、参加者は、会場のコースに沿ってスキーをゆっくり滑らせた。小学生は、バランスを崩し転倒を繰り返しながらも元気に体験した。
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 小学1年生の塚崎煌太朗君は、「初めて歩くスキーを体験し楽しかった。曲がるところが難しかった」と話し、同年・中村煌翔君は、「スピードを出して転んだが、初めてだけど余裕で滑ることができた。また体験したい」と話した。
 昨日から作ったチューブ滑り台には、小さな子どもから大人までが楽しみ、スリルを味わい歓声が響いた。
 かまくらや障害物競争、スノーモービル体験会、野菜の直売所も設置。豚汁も振舞われ、雪に親しみながら春分の日を過ごした。
 歩くスキー事業
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