伝統の追い出し・雪中稽古!小樽剣翔館 (2018/03/11)


 小樽剣翔館(髙橋靜次館長)は、伝統行事の追い出し稽古と雪中稽古を、3月11日(日)9:20から、市総合体育館(花園5)第1体育室とグランドで開き、卒業する北陵中3年の浜島桃子さんと阿部舞風さん・松ヶ枝中3年の小野修弥さんの3名の剣士を稽古で送別した。

 同館は、現在、年長から中学3年生までの男女33名が在籍。「剣道を通じ、正しい心や挨拶を学び、立派な剣士・人として未来へはばたいてほしい」との願いの下、週4〜5日の練習に励んでいる。

kensyoukan2.jpg 本日の稽古には、髙橋館長をはじめ、5名の指導員と男女28名の道場員が参加し、保護者がその様子を見守った。

 第1体育館での迫力ある追い出し稽古では、卒業生が道場員全員から順番に「面」や「胴」を打たれた。高学年になるにつれ、力強い掛け声とともに竹刀が当たる激しい音を響かせた。卒業生は息を切らして、竹刀で立ち向かった。

 寒中稽古は、日本古来の稽古法で、寒さの厳しい時期に健康祈願を込めて、技術の向上とともに精神の鍛錬、自らの弱さに打ち勝ち稽古をやり遂げることをねらいとしている。

 保護者が準備した200個の風船を、1人3〜5つを胴や面に付け、グランドに集まった。東西に分かれて、卒業生が大将となり残りの風船の数で勝敗を決めるゲームが行われた。

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 道場員は、雪野原を思いっきり走り、相手の風船を竹刀で叩き割り、寒さを吹き飛ばす熱気に包まれた。なかなか風船が割れなかったり、思うように走ることができなかったりと苦戦。雪まみれになりながらも元気に走り、相手に技を仕掛け、グランドに笑い声が響いた。

 風船が割れて悔しくて泣いてしまう小さな剣士もいたが、最後はみんな笑顔になり、稽古は終了。隣接した公会堂に会場を移し、昼食会後に、年間170日の稽古を90%以上出席した皆勤賞など10名を表彰した。

kensyoukan3.jpg 髙橋館長は、「1人1人が剣道を通じて培った精神の強さ・負けて学んだこと・礼儀正しさを忘れずに、これからも剣道を続けてもらいたい。卒業後も先輩として稽古をつけに来てもらいたい」とエールを贈った。

 小学2年生で剣道を始めた浜島さんは、「道場では、剣道以外にも沢山のことを学んだ。今までチームで出た試合も出来なくなり寂しい」と話し、年長で始めた阿部さんは、「今日は最後なので楽しんで参加した」と、小野君は「仲間がいて楽しかった」と振り返った。

 浜島さんは全国大会に繋がる剣道道場連盟の試合で3位。阿部さんも参加した団体戦では準優勝の成績を収め、共に切磋琢磨してきた。今後の夢については、女子は全国制覇と述べ、小野君は「やるからには勝ちたい」と話した。卒業生3名とも、中学生としての最高段位2段を持ち、卒業後も剣道を続ける意思を示した。

 小樽剣翔館

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