ミスおたる決定!新しい風と若者の街に意欲


 ミスおたる運営協議会(西條文雪会長)は、3月8日(木)にミス審査委員会を開き、8名の候補者の中から、小樽出身の村上千草さん(22)と山口紗希さん(21)に決定したと発表。
 前日に連絡を受けた2名の新ミスは決意を胸に、9日(金)9:00から市長を表敬訪問した。
 村上さん(アルバイト)は、「若者が少ないため、小樽に戻って子育てができ、安心して暮らせる町にしたい。そのためにもミスおたるは貢献できるチャンスだと思い応募した」と話した。
missotaru2.jpg 一方、山口さん(学生)は、「大学生活残り1年を、小樽に捧げようと応募。どうすれば良くなるかと小樽市や観光協会に提案して活動したい。都会と田舎が良い意味で集まった住みやすい町であることを伝えたい」と話した。
 同会事務局で小樽観光協会専務理事の荒木さんは、「今回の8名は、小樽に対する熱意が高く、審査員も迷うほどレベルが高かった。選ばれた2名は小樽愛が強く、小樽の人口や若者を呼び寄せたいなどの小樽へのPRも含めて、考えがあり決め手となった。頼もしく心強い」と期待を寄せた。
 森井市長は、「その中から選ばれたことは、容姿・立ち振る舞いが、きっと審査委員の目に留まったのだと思う。話ぶりや内容からもレベルの高さを感じる。いろいろな場面で、小樽のPRを2人の個性で広げてもらいたい。2人とも小樽のことを愛してくれている。楽しみにしている」と激励した。
 同会は、これまで、応募対象を小樽在住者のみとしていたが、小樽近隣の市町村在住者で小樽に通勤通学者も対象を広げた。前々回から4名と応募者が少なかったが、今回は、札幌在住者2名を含む8名の応募があった。
 村上さんは、中学高校時に小樽潮太鼓保存会で活動し、高校卒業後は、沖縄の大学に進学。外から小樽の良さを見つめ直し、昨年小樽に戻った。小樽勤労青少年ホームのDIYプロジェクトメンバーとして活動中。
 山口さんは、現在、北海学園大学経営学部3年。新しいミスおたるとして、SNSを有効に活用してPRしていきたいとしている。
 ミスおたるの任期は、2018(平成30)年4月1日から2019(平成31)年3月31日までの1年間。活動日数は2人で約85日。おたる潮まつりや市内のイベント、道内外の物産展に参加する。
 初仕事は今のところ未定だが、3月29日(木)11:00から、小樽市観光物産プラザ(色内2)で、新旧交代式を実施する予定。
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