個性の集合! グループ'96絵画作品展


 第22回グループ’96絵画・作品展が、3月7日(水)から11日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開かれ、開催を楽しみにしていた市民らが初日から会場を訪れ賑わった。
 今回は、男女11名の油彩・水彩・ガラス絵・粘土細工や木工のヨットなど、約80点を展示している。
group96-1.jpg 創立会員も新会員も、若い人からベテランまでが、1年間に描き溜めた自信作を持ち寄り、仲間同士で新作を見せ合う機会にもなっている。
 同展は来場者が多く、昨年は600名、多い年では約700名以上が来場している。
 会長の本間城作さんは、40年以上も前の北運運河をP100の大作に描いた作品、花や日本海の荒波や赤岩から見る海を出展した。
 風景画を得意とする佐藤義弘さんは、高知県北川村のモネの庭や美瑛の青い池や四季彩の丘など、細かい筆使いが特徴だ。
 金谷昭五郎さんは、ニセコの秋や発寒川など風景を描くのが好きで、川の難しい表現に挑戦した。ほぼ1ヶ月以内に5点を仕上げたという。
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 内藤重雄さんは画歴30年。今は亡き愛猫の絵は思い出の一枚。自宅近くの風景や静物画を出展。「作品展を励みに頑張り、仲間の作品も楽しみ」と話す。
 大畠譲さんのガラス絵作品や諸澤洋さんのヨット、最年少の大佐賀智子さんは水彩画と粘土細工等、それぞれの個性を生かした作品が来場者の目を楽しませている。
 本間会長は、「会員の絵も明るくなり、皆さんやる気満々さが感じられる。発表する場があるとますます努力する。来場者も多く、開催する甲斐がある」と話した。
 グループ’96絵画・作品展
 3月7日(水)〜11日(日)10:00〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリー 入場無料
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