消防記念日 消防協力者14名表彰


 3月7日の消防記念日に合わせ、小樽市は、火災予防や消防水利除雪の協力者・幼年又は少年消防クラブ指導者14名を表彰した。
 自らの地域を自らの手で火災やその他の災害から守ることへの理解と認識を深めるため、9:30から市役所(花園2)消防庁舎6階講堂で表彰式を開いた。
firehyosyo2.jpg 今年度は、長年に渡り火災予防や消防水利除雪に協力した14名のうち、表彰式には6名が出席。森井秀明市長や佐藤靖久消防本部次長から表彰状を受け取った。
 1948(昭和23)年3月7日に消防組織法が施行され、消防が警察から独立。自治体消防として新たに出発したことを記念して、1950(昭和25)年に、国民自らの地域を自らの手で、火災その他の災害から守ることへの理解と認識を深めるため、3月7日を消防記念日として制定。全国各地では様々な行事が行われている。
 森井市長は、「自らの地域を守ることを実践され、認められた素晴らしい賞である。行政としても、また消防としても、消防団の皆さんも、それに向け邁進し取り組んでいるところ。火災を未然に防ぐための取り組みとして、啓発活動や子ども達への指導。そして、地域において呼びかけを一緒にしてもらいたい」と活躍に期待した。
 山田國雄消防団長は、「本日表彰された方々は、まさにボランティア精神そのものであり、高く評価する。近年、自然災害が多発している。私達消防団も消防と連携を密にして、安心安全なまちづくりに励む覚悟である。皆さんのますますのご活躍を祈念する」と祝辞を述べた。
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 市長表彰を受けた東小樽少年少女消防クラブの平吹由紀子さんは、同クラブに所属して15年。現在30名の小学生クラブ員とともに、消防訓練や消防意識を高めるため、日々活動している。受賞を機に、今後も続ける決意を新たにしていた。
 現在、市内には10の少年消防クラブがあり、同クラブ員らが参加して、小樽市市民消防防災研修センター(天神2)で、放水訓練等の消防訓練体験会を実施。年1度、おこばち山荘に宿泊して、ロープを使った訓練や救命講習等の夏季合同研修会を実施している。
 小樽消防クラブについて
 小樽市消防本部HP
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