ロシアバレエ&歌とダンスの祭典! 3/4マリンホール


 国際文化交流イベント「ロシアバレエ&歌とダンスの祭典」が、3月4日(日)14:30から、小樽市民センター(色内2)マリンホールで開催される。モダン・クラシックバレエや英語劇、ロシア歌曲など多彩なプログラムを上演。
Rossiyaballet.jpg 小樽出身の高橋匠美さんが主宰するバレエ・ロシア・英語等教室「J-DANCE TAQMI」(花園2)の生徒ら総勢30名が出演。友人でロシア人バレエダンサーのニコライ・ヴィユジャーニンさんを招き、2人で息の合った演技を披露する。
 ニコライさんと高橋さんの「カルメン」「薔薇の精」「眠れる森の美女」をはじめ、ロシア語クラスによる、日本でも馴染み深いロシア歌曲の「百万本のバラ」や「一週間」を披露。英語クラスの劇は、長い台詞にも挑戦。豪華なオートクチュールの衣装やダンス・語学の表現力、子ども達の生き生きとした姿が見所となる。
 高橋さんは、幼少期からクラシックバレエをはじめ、潮陵高校在学中に留学オーディションに合格。ロシア国立ワガノワバレエ学校を経て、レニングラード国立バレエ団でロシアバレエを習得。サンクトペテルブルク国立大学・国際ジャーナリズム学部を2011(平成23)年に卒業し、その直後、サンクトペテルブルクで同教室を設立した。
 13年間海外で過ごし、外国で吸収したものを地元小樽の人に伝えたいと、2014(平成26)年に帰国した。現在、ダンサー・バレエ教師、英語・ロシア語講師、ダンス&エクササイズインストラクター、モデル、ロシア語通訳などで幅広く活躍。
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 3回目の同祭典は、帰国後不定期で開催。ニコライさんも、2015(平成27)年の初開催から出演を続けている。
 プログラムは3部構成。1部のモダンバレエ「カルメン」では、ニコライさんの力強さと高橋さんのセクシーさを。2部では、日本ではあまり観られない「薔薇の精」を即興で、薔薇の精役のニコライさんはしなやかさを、高橋さんは少女の可憐さを。3部では、チャイコフスキー代表作「眠れる森の美女」を、王子と姫の品格を意識し、ロシアバレエの特徴となる腕のしなやかさを表現。同教室の子ども達も一緒に共演する。
 ニコラスさんへのインタビューコーナーもあり、普段のトレーニング方法やデモンストレーションを行う予定だ。
 高橋さんは、「今回はデュエットも沢山あり、『カルメン』『薔薇の精』と『眠れる森の美女』はそれぞれに違う面(力強さ・セクシーさなど)があり、モダンからPOP、クラシックと幅広いレパートリーで繰り広げる。様々な作品の色々な面や表情を観ていただきたい。バレエに詳しくない人も、映画やお祭りに行く感覚で楽しんでもらいたい」と話す。
 国際交流イベント小樽「ロシアバレエ&歌とダンスの祭典」
 3月4日(日)14:30開演・入場料2,000円 小樽市民センター(色内2)マリンホール
 チケット取扱い:J-DANCE TAQMI(花園2)・市民センター(色内2)・市民会館(花園5)・利尻屋みのや不老館(堺町1)
 問合せ:080-8279-8838