2月9日(金)に開幕した「第20回小樽雪あかりの路」が、2月18日(日)に閉幕。10日間、町中が約12万個のあかりに包まれ、2千人以上のボランティアが協力した。
2月19日(月)、同事務局から同イベントの統括が発表された。
よいち雪あかりの路と連携した告知やさっぽろ雪まつりと共同ポスターを制作するなど、PRを強化したが、来場者数は、前回より3万人減の48万8,000人に留まった。(19回51万8,000人・18回54万4,000人・17回49万6,000人)
減少した主な理由として、冬季五輪の開幕と重なり、インフルエンザが猛威を振るっていたことを上げた。
浅草橋街園では、中国をはじめとするアジア圏からの観光客が目立ち、市内宿泊施設は外国人観光客が増加し稼働率は良好。中心部の飲食店にも多くの客が流れ、本イベントのねらいのひとつ・経済波及効果においては、一定程度寄与したと考えられる。
イベントを支えるボランティアは、おもてなしボランティアの会、小樽観光ガイドクラブ、緑のまちづくりの会、杜のつどい、小樽青年会議所、北海道建築士会の団体や、OKOBO(韓国)46人、eVOL(中国)8名、橙(日本人学生)16名、市内高校生185人の延べ2,121人が協力した。
小樽案内人が会場周辺のガイドを務めるバックヤードツアーは、10回目となり、5日間で146人が参加した。(9回目128人・8回目161人・7回目192人)
この他、9日から11日まで15回のサプライズミニコンサートや雪あかりの路写真展、冬のがらす市などが開かれイベントに花を添えた。
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