2月9日(金)、第20回小樽雪あかりの路の開幕にあわせ、18:30から、準メーン会場の小樽天狗山でも、オープニングセレモニーが開かれた。
北海道3大夜景と言われる山頂からの絶景と灯り、森を生かした灯りの演出に、大勢の観光客が訪れていた。
山麓駅舎前会場では、18:00から特設テントでココアを振る舞い、小樽天狗山スキー場(最上2)を運営する中央バス観光商事株式会社岡田浩司取締役社長をはじめ、来賓・スキー客や観光客らが集まる中、中央バス天狗太鼓同好会による迫力ある打演、天狗山スキー学校の協力によるフォーメーション滑走が行われた。
岡田社長は、「天狗山会場は、森林の中に浮かび上がる灯・展望台・天狗山神社に導く灯を設置。山頂から眺める夜景は北海道3大夜景と言われ、雪あかりに期間中は、町の中のいたるところに灯が灯され、普段と違う夜景をご覧いただきたい」と挨拶。
点灯式では、スキー場のナイター照明等を全て消し、市長と来賓がワックスボウルに灯を灯し、開幕を祝った。
白銀のゲレンデでは、年中児から中学生まで天狗山スノースクール生23名とインストラクターの総勢40名によるたいまつ滑走が行われ、幻想的な光景を創り出した。
600発の打ち上げ花火が冬の夜空を飾り、見物客から大きな歓声が沸き起こっていた。
山麓会場では、雪山に天狗山の「天」の文字が掘られ、中に人が入って撮影できるスポットや、20回目を記念して、ロウソクのあかりで20の数字を浮かびあがらせるオブジェも制作。
山頂では、鼻なで天狗さんの祠(ほこら)をかまくらにして、願いごとが書かれたメッセージキャンドルを置きロウソクを灯した。
天狗山神社入り口には雪の灯篭を、参道にはロウソクの灯、鳥居の奥には、ワックスボウルを天の文字に配置したオブジェを設置した。
あかりの路に導かれ天狗桜展望台へ向かうと、雪のハートのオブジェが設置されている。市街の夜景をバックに記念撮影でき、ロマンチックな光景が広がる。
天狗山会場では、18日(日)までの雪あかり開催期間中、17:00から21:00までロウソクの灯が灯される。
◎小樽天狗山ロープウエイ・スキー場
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