9年ぶりの新ホテル! トリフィート小樽運河4/20開業


 小樽モダンをコンセプトにした新しい宿泊施設「ホテル・トリフィート小樽運河」(色内1)が、4月20日(予定)にオープンする。
 市内で100室以上のホテルオープンは、2009(平成21)年7月のドーミーイン以来、9年ぶり。これまで営業中の5施設のホテル(100室以上の規模)と合わせて、宿泊観光客の増加に期待が集まる。
 同ホテルはJR小樽駅から徒歩7分の、小樽芸術村や小樽運河などの散策拠点となるエリアで、現在、岩田地崎建設・阿部建設JVにより建設中だ。
hotelrefeet2.jpg 2月5日(月)10:30から市役所(花園2)2階記者室で、土地建物所有者の株式会社ビーロット(本社:東京・宮内誠代表取締役社長)と、ホテル運営会社のABアコモ株式会社(本社:東京・阿部裕二代表取締役社長)ら関係者が出席して、同ホテル開業についてのレクチャーが開かれた。
 土地面積1408.48㎡(426.06坪)、建物概要は、延床面積4,667.66㎡(1,411.96坪)・地上8階建て・総部屋数128室(ダブル44室・ツイン84室)・定員342名。建設費は、坪120~30万円。
 モダンさをテーマにした客室で、畳の和室タイプや2段ベットなど、2名以上に対応した観光や家族客のレジャーの宿泊に最適。女性グループにも満足できる、リーズナブルでおしゃれで清潔感溢れる客室を用意した。
 懐かしい銭湯をイメージした大浴場を設置し疲れを癒す。全館無線Wi-fiを完備し、全室禁煙のため喫煙ブースも。41台の駐車スペース。
 先週からインターネット等で予約を開始。スタンダードダブル素泊まり1名7,140円(税込)~。30日前は先行プライスで受付中。
hotelrefeet1.jpg (株)ビーロットは、中古不動産を再生したり、土地を購入して建物を建設する仕事を手がける不動産金融コンサルティング会社で、2008(平成20)年に設立され、このほど東証1部に上場した。
 宮内社長は、「小樽の魅力や潜在力を聞き、小樽の発展に寄与したいと楽しみにしている。10年間小樽に新しいホテルが建設されなかったことや、小樽をコンセプトにしたホテルがないため、懐かしい銭湯を設置し小樽にはない施設を計画してきた。小樽を一緒に盛り上げる思いを共有していただければ」と述べた。
 一方、ABアコモ(株)は、2013(平成25)年に設立され、サービスアーパートメント、ホテルの運営や企画・設計・開発などを行う。新函館北斗駅周辺と札幌で開業し、4月4日に函館駅前、札幌駅前も。小樽では初めてのプロジェクト。今後、ニセコに開業を予定している。
 阿部社長は、「小樽に開業することで、新幹線ラインの主要都市に、すべて我々のホテルを立ち上げることができた。小樽にない施設を考え、地元に愛される施設が基本」と述べた。
 これまで、ビーロットが土地建物を所有してABアコモが運営するプロジェクトは、東京で2件・京都で1件ある。
 4月17日(月)に、オープニングセレモニー(内覧会)を実施し、試泊会も予定。スタッフ数名を地元からの雇用も予定している。
 株式会社B-lot
 ABアコモ株式会社
 ホテル・トリフィート小樽運河(一休.com)