"雪あかり"の準備着々!ワックスボウル製作


 2月9日(金)に開幕する第20回小樽雪あかりの路(〜18日)に向けて、おたる緑のまちづくりの会(佐々木清志会長)のメンバーは、手宮線会場の飾り付けに使うワックスボウルの製作を和気藹々とした雰囲気の中で行っている。
waxbowl1.jpg 同会は、イベントのコンセプトである手作りの温かさが楽しめるよう、毎年、押し花で飾ったワックスボウルを手作りしている。同会場の「ワックスボウルの森」は、工夫を凝らした会場づくりが人気を集めている。
 使用済みのロウソクを再生して、今年は300個を目標に、1月18日(木)から平日に、市立小樽美術館(色内1)1階の作業室に、メンバーが6人ほど集まり作業をしている。
 22日(月)は、佐々木会長、太田政明事務局長ら9名が集まった。ローソクを溶かした液に膨らませて水を入れた風船を100回以上浸す人・ボール形に整える人・会員が集めた押し葉や押し花を芸術的センスで表面に貼りつける人など、それぞれの工程を分担。
waxbowl2.jpg 青やピンクの鮮やかな色の押し花・真っ赤な紅葉や緑の葉っぱなど、彩り良く飾られて完成したワックスボウルは、ダンボール箱に詰めて保管した。
 これまでに170個が完成。本日は40個の製作を予定。あと2日間ほどで、目標の300個に達成できるという。
 同会メンバーの雪あかりの路の準備は、11月の落ち葉拾いから始まり、12月には販売用のワックスボウルを100個製作。1月は展示用のワックスボウル作り。2月に本番を迎えるが、会場を担当しているため、10日間の期間中も参加している。
 佐々木会長は、「小樽のイベントに参加し、みんなで楽しみながら協力している。会場で、”綺麗ですね”と言われるように期待している。落ち葉を拾い、ノートや電話帳にはさみ、全部手作り。みんな祭事が好きで、苦労とは思わないから続けられるのだと思う。小樽の人や観光客、みんな集まる源になる」と話した。


 太田事務局長は、「担当している会場はこれまで迷路が多かったが、今年は雪で小道を作り、ワックスボウルが取り囲む中で、撮影できるスポットなどを考えている」と話した。
 小樽雪あかりの路HP
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