"オタルヨルキャンドル" 小樽商大本気プロ



 小樽商科大学(緑3)の学生が、小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト「本気プロ2017夏」を履修する6つのプロジェクトのひとつ、夜の小樽の魅力向上チームは、
yorucan1.jpg1月13日(土)18:00から21:00まで、ロマンチックな夜の小樽をキャンドルで演出する「オタルヨルキャンドル」を、小樽市観光物産プラザ(色内2)前の広場やキャンドルバー、おたる屋台村レンガ横丁・ろまん横丁、SHUKURで実施し、幻想的な光景を創り出した。
 同大1年でリーダーの山田陸さん・坂本涼太さん・小西泰成さん・浅井悠花さんの4名は、観光客で賑わう昼間とは対照的に、夜になると人通りが少なくなることに注目。夜の滞在時間を長くし、小樽の更なる活性化を図る「夜の小樽」の魅力を向上しようと企画した。
 小樽らしさを考え、BGMをオルゴール曲に変え、グラスキャンドルを灯し、酒を楽しめるロマンチックな雰囲気を創出。市内飲食店と連携して今回の企画が実現した。
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 同メンバーは、あいにくの雪が降る中、同プラザ前で16:00からグラスキャンドルの設置を開始。雪から守るために、雪を盛ったり掘ったり工夫しながら、200個を設置した。
 同プラザ内では、小樽観光協会が実施する「小樽ゆき物語」のキャンドルバーの開催に合わせ、50個のグラスキャンドルとキャンドルタワーで幻想的な雰囲気を演出。
 開店の19:00から通常の照明を落とし、キャンドルの灯が優しく揺れオルゴールのBGMが流れる中、家族やカップルが来場して静かなひと時を過ごしていた。
 一方、おたる屋台村レンガ横丁・ろまん横丁前では、豚汁が振舞われ、通行人らが冷えた体を温めていた。
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 同チームは、昨年10月8日にも、旧手宮線や市立小樽文学館広場でのライトアップを実施し、今回は2回目となる。
 リーダーの山田君は、「反省点もあるが、見に来てくれた人もいて良かった。今後、グラスキャンドルを使ったイベントが認知されれば」と話した。
 本気プロ2017夏の最終成果発表会は、1月20日(土)13:00から17:00まで、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれる。入場無料。
 1月20日本気プロ
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