活きの良い魚に初セリ!公設水産市場


sengyohatsuseri1.jpg 小樽市公設水産地方卸売市場(高島1)の初セリ式が、1月6日(土)5:00から行われ、森井秀明市長をはじめ、卸売業者・買受人のほか、衆議、道議、市議ら来賓・関係者など合わせて約60人が出席し、今年1年の業界の発展を願った。
 市長は、ふるさと納税の寄付額が1億円に届く見込みであることに触れながら、「返礼品の中でも水産加工品の人気は高い。水産業に関わる皆さんへの期待は大きい」と挨拶。
 小樽機船漁業協同組合・伊藤保夫代表理事組合長は、「魚価の低迷など厳しい状況の中、ホッケやスケトウダラの資源回復の取り組みについて進めている」と挨拶し、小樽鮮魚買受人連合会・太田清一専務理事の掛け声による3本手締めで、平成30(2018)年の初セリが始まった。
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 ここ数年間、時化等による欠航で水揚げの無い寂しい初セリだったが、6日は、カレイ・ニシン・タラ・アンコウなど33トンが並び、セリ人の威勢良い掛け声が響く中、幸先の良い初セリが行われた。
 同市場は昭和53(1978)年度の開設以来、取扱量のピークが約6万7千トンだったものが、平成28(2016)年度は約8千トンまで減少しており、取扱金額のピークも84億7,200万円から同じく14億4,600万円まで減少した。
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