年末の便乗値上げ?消費者協会が調査


shibaityosa1.jpg 小樽消費者協会(星功会長)調査部が中心となり、12月28日(木)9:30から13:00まで、市内10店舗の市場とスーパーで試買調査を実施。年越料理や雑煮に使う食材の便乗値上げがないかを調べた。
 同協会は、毎年この時期に調査を行い、同会調査員10名が、ラルズ桂岡店からマックスバリュー手宮店までの市内10店舗に分かれて出かけた。試買調査は長ネギ・ほうれん草・大根・三つ葉・竹の子水煮・里芋・ごぼう・人参・みかんの9品目で、消防庁舎(花園2)6階第1会議室に持ち寄り、生活安全課消費生活係と同協会・勝又英夫事務局長らが、産地や計量調査・価格動向を調査した。
 鶏モモ肉・豚肩ロース肉・玉子の3品目については、店舗で調査員が単価表示や産地を見て調査したものを報告。
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 前月との価格を比較するために、同調査員が11月28日(火)に事前調査を実施。本日の価格と対前月比・対前年同月比を算出し、便乗値上げがないかを調べた。
 イオン小樽店で試買調査をして戻った会員は、「三つ葉は、毎年高くなるが、みかんもいつもより高め。全体的に上がっていた。玉子は思ったほど上がっていなかった」と話した。
 調査結果は、前月で比較すると、三つ葉は、前月298.9円(100g)だったものが、本日は586.4円(100g)に上がり、和歌山産のみかんは40%以上、神奈川産の大根も29%以上の値上げが見られ、1本400円を超えるものもある。長ネギ・ほうれん草が6〜8%程度の値上がり。
 前年同月で比較すると、ほうれん草が80%値上がり、道内産のごぼうは25%ほど下がった。埼玉・千葉産の長ねぎや人参の根菜類も11%程度値下がりしていた。
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