"聖樹のパン"企画展!市立図書館と本気プロ


 小樽の活性化を目指し、7月から1月まで6ヶ月間のプロジェクトに取り組む小樽商科大学本気プロの学生4名が、「市立小樽図書館と連繋したコンテンツツーリズムの推進」を課題に、12月2日(土)から23日(土)まで同館1階展示スペースで、小樽を舞台にした漫画「聖樹のパン」の企画展を実施する。
 図書館と本気プロとの連携は、昨年12月に水族館と図書館を繋ぐイベントに続き、2回目となる。
 聖樹のパンは、出版社スクエア・エニックスのヤングガンガンコミックスに掲載中の子どもから大人まで楽しめる漫画。1巻から4巻まで発売中で、原作者の山花典之さんは小樽出身で、作画はたかはし慶行さん。
majipropan.jpg 小樽のベーカリーペンションを舞台に、小樽運河やメルヘン交差点・船見坂・商店街などが漫画の中に出てくる。
 9月開催のアニメパーティにも参加し、市内のパン屋16店舗を取材して作ったパネルや聖地巡礼写真、パン屋と巡礼マップも。
 今回新たに作成したポスターやビラには、小樽の風景をバックに、作画のたかはしさんにイラストを書き入れてもらったオリジナル版となっている。
 聖樹と小樽の繋がりをクイズに、漫画に登場するスポットの歴史や豆知識を学べ、聖樹等身代パネル、サイン色紙なども。パンのレシピ本やパンに関する絵本など、関連書籍を集め貸出する予定。
 昨年、同館では聖樹のパンに注目し、企画展を実施。アニメパーティで、本気プロ同メンバーが協力。その時のアンケートで、市民が聖樹のパンについて予想以上に知らなかったことが分かり、小樽と漫画の繋がりをもっと知ってもらい、小樽の新しい観光資源に成長できるよう、今回の企画展となった。
 神部葵さん(1年)は、「小樽出身の山花さんは、小樽がとても好きで、その思が強い作品を応援したい。ぜひこの展示を多くの人の観てもらいたい」と呼び掛けた。
 なお、先着200名にシェルブールの人気パン・ミルキーフランスの無料券を配布する。
 「聖樹のパン」企画展 12月2日(土)〜23日(土)平日9:30~19:00、土日祝日~17:00
 市立小樽図書館(花園5)1階展示フロア・参加費無料・月曜休館