今季初の真冬日!積雪33cmの銀世界



 北海道地方の上空に真冬並みの寒気が居座り、小樽では、11月19日(日)11:00に、今季最高積雪33cmを記録し、街は一面の銀世界に変わった。市民は、辺り一面に積もった重たい雪の処理にうんざりしていた。
 18日(土)17:00に、今季初の積雪2cmを記録し、その後も降雪が続いた。19日7:00には、20cmの積雪を記録。日中にかけても雪は止まず、11:00に今季最高の33cmまで積もった。
 17:00現在で、北海道の日最深積雪は、留萌地方の幌糠で52cm。小樽は6位で、豪雪で知られる上川地方の朱鞠内と並んだ。後志地方では、黒松内が35cmで3位となった。
 気温も、氷点下の気温が一日中続く真冬日となり、最高気温は4:14に-0.6℃、最低気温は20:59に-6,1℃を記録し、今季初の真冬日となった。(日最低気温が0℃未満の日を冬日、日最高気温が0℃未満の日を真冬日)


 突然の大雪に、市民は朝から雪かきを強いられ、水分を含んだ重い雪の処理に悪戦苦闘していた。今年の積雪は、昨年より12日遅いが、小樽市にはまだ雪対策本部が設置されておらず、除排雪の初出動に混乱が見られ、市民からは「森井市長公約の『きめ細かな除排雪』は何処に行ったのか」と苦情が上がっていた。
 塩谷海岸では、海は時化、横殴りの雪が降り、荒れた状態が続いた。
 強い寒気の居座りで、明日20日(月)も、日本海側の多いところで40cmの積雪が見込まれ、真冬並みの寒気が続く模様だ。
 2017(平成29)年11月19日の北海道の日最深積雪