手作りシューマイ寄贈 中国料理協会小樽支部


 公益社団法人日本中国料理協会小樽支部(桂田洋久支部長・30名)は、手作りシューマイ2,000個を、市内12の福祉施設に寄贈した。
 1974(昭和49)年からこの取組みを始め、今年で44回目となった。会員の技術向上のために研修も兼ねて実施している。
syumaikizo1.jpg 前日から、倶知安・小樽あんかけ処とろり庵(桜5)・中華食堂桂苑(稲穂2)の3カ所で、15名が参加し手分けして作られた。具材を仕込んで1つずつ皮に包み、蒸して完成するまで5・6時間ほどかかった。
 市役所(花園2)2階秘書課会議室で、17日(金)9:30から寄贈を受ける施設を代表して、障害者支援施設朝里ファミリア(朝里川温泉1)の齋藤紀子副施設長と、引率者と一緒に利用者の志摩功さんが訪れ、桂田支部長からシューマイを受け取った。
 桂田支部長は、「毎年喜んでいるとの声を聞き、やりがいがある。これからも続けていきたい。技術の研鑽も含めて行われている」と話した。
 同施設では、本日の夕食に利用者に配られる。志摩さんは「楽しみにしている」と笑顔で応え、今年も食べられると楽しみにしている利用者が多いという。
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 齋藤副施設長は、「外出の機会があまりないので、プロが作るシューマイを、皆さん楽しみにしている。貴重な機会となる」と感謝していた。
 午前中までに、残りの11施設がシューマイを取りに来る予定。
 養護老人ホーム小樽育成院、特別養護老人ホームやすらぎ荘、望海荘、はる、朝里温泉、障害者支援施設小樽四ツ葉学園、Yuiたかしま、北海道宏栄社、朝里ファミリア、松泉学園療養介護医療型障害児童入所施設大倉山学院、母子生活支援施設相愛の里の12施設。
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