養護老人ホームで火災防御訓練!夜間想定の救出


1013firetraining1.jpg 10月15日(日)から始まった「平成29年秋の火災予防運動」に先立ち、13日(金)15:00から、養護老人ホーム小樽育成院(オタモイ1)で火災防御訓練が実施された。
 小樽市消防本部(署)26名・小樽市消防団(第18分団)4名の計30名、同施設自衛消防隊20名・オタモイ町会協力者10名の計30名が参加した。
 消防団員とオタモイ町会協力者の避難誘導などの協力があり、救助工作車・はしご車・救急車・大型水槽車など7台の車両が出動。
1013firetraining2.jpg 夜間を想定した訓練で、13日23:00頃、同施設東棟2階給湯室から出火。自衛消防隊が初期消火し、119番通報及び避難誘導を実施したが、東棟屋上と1階居室に関係者2名が逃げ遅れたという想定で、救出活動と救助活動を実施した。
 建物は、地下1階地上3階の鉄筋コンクリート造。1階居室からは、ダミーの怪我人を救出し救急車で搬送。屋上の要救助者をはしご車で救出後、救助隊員が緊急脱出を行った。最後に5ヵ所から一斉放水して消火活動を行い、訓練は終了。
 暖房機器の使用等により火災の発生しやすい時期を迎えるため、小樽市では、10月15日(日)から31日(火)までの17日間、秋の火災予防運動を実施している。(写真提供:小樽市消防署警備課)