努力の成果発表!老壮大学作品展示会


rosodaigaku1.jpg 小樽市老壮大学(森井秀明学長)は、1年間の集大成を発表する第40回作品展示会を、9月12日(火)~17日(日)、市立小樽美術館(色内1)1階市民・多目的ギャラリーで開いている。
 同作品展は2部構成で、前半は、12日(火)~14日(木)に書道科かなⅠ・書道科かなⅡ・絵画科・水彩画科・俳句科・版画科を展示。15日(金)~17日(日)の後半は、書道科漢字Ⅰ・書道科漢字Ⅱ・絵手紙科Ⅰ・絵手紙科Ⅱ・園芸科に分かれている。
 前半最終日14日(木)は、122名の作品が展示された会場に、学生や友人・知人・一般市民らが鑑賞に訪れていた。
 本日当番を務める、書道科かなⅠ(河内栄子講師)に通う、杉山茂樹さんと三橋京子さんは、水曜日と木曜日の週2回、福祉センターに集まり学んでいる。書道科かなでも、かなばかりではなく漢字についても学んでる。
 三橋さんは入会して3年目。小野小町の「花の色は 移りにけりないたづらに わが身世にふる ながめせしまに」を書いた作品で、50枚ほど練習をしたという。「先生に褒められると嬉しくなる。机の上で見るより、額装して会場に展示されると、こんなに上手に書けたのかしらと思った。いずれは、掛け軸など大きな作品にも挑戦してみたい」と話した。
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 杉山さんは、「かなを学ぶ人も他の人達も、常にそれぞれの美しさを追及し、学び続けている。これで良いということはなく、その上に目標をおいて努力している。ここまでできるようになった作品を、市民の皆さんに見ていただきたい」と話した。
 俳句科は、1人2句ずつ・15名の作品が並び、佐藤圭子さんの作品「声高に一人暮らしの豆を撒く」、山田富子さんの作品「少しづつアスパラ増し庭たのし」など、日常生活を句にしたため発表している。
 絵画科は風景や静物。水彩科は、坂牛邸や北運河を写生した作品や果物やゆりなどの静物画など。版画科は、多色版画作品が多く、色彩豊かな作品が並んでいる。
 15日(金)は展示作品を変えるため13:00から、16日(土)と17日(日)は10:00~17:00(最終日は15:00まで)。後半は、書道科漢字Ⅰ・Ⅱ、絵手紙科Ⅰ・Ⅱ、園芸科の121名の作品が展示される。
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