市長が答弁に窮し延会!市議会一般質問 (2017/09/13)

 小樽市議会(鈴木喜明議長)の第3回定例会本会議が、9月13日(水)13:00から、市役所(花園2)本会議場で行われ、前日に上林猛副市長の答弁を巡り中断された安斎哲也議員の質疑に続き、一般質問が行われた。

 公明党秋元智憲議員は、高島漁港区に関する森井秀明市長の条例違反について、「(許可が)条例違反になる可能性を指摘する人間が、職員の中にいなかったのかどうか」質問した。

 市長は、「私が確認した中では、そのような指摘はなかった」「職員から指摘がなかったことは、今後の許認可に関して、より厳正な対応が求められていると考える」などと述べた。

0913council.jpg これに対し、秋元議員は、「適材適所として市長が人事を行ってきたにも関わらず、法の解釈が余りにも杜撰だ。私は専門家ではないが、私でも少し勉強すれば違法だと分かること。それが港湾の専門家である職員が港湾の法の解釈を誤れば、誰が小樽港を司る法を執行していくのか」と強く質し、「(港湾)OBの話では、こんなことは誰でも分かる違反だと言っていた。違反を指摘できる職員はいたはずだが、言えない状況だったのではないか」と、森井体制では職員が法令に従う義務を妨げられていた疑いを危惧した。

 また、観光船事業者が、港湾室職員の指導に従わず、係船環の撤去や強度計算の提出を長期にわたり履行していないことを指摘されると、市長は事実であることを認めた上で、「当時は、指導に従わないという印象は持っていなかったが、指導のあり方も、今後、より効果的な方法を検討したい」と答え、職員が市長の後援会関係者に振り回されている実態が明らかになった。

 「そもそも、なぜ条文を正しく解釈できなかったのか」との問いに対して、市長は、「逐条解説、さらに判例を参考にして、適正であると拡大解釈をしたことが原因」と答えた。

 秋元議員から参考にした判例を提示するよう求められると、産業港湾部長が、「判例にこう書いてあるということを参考にしたのではなく、該当するような判例を探しながら法の解釈を行った」「参考とは言ったが、判例に拠ってとは言っていない」と、市長の答弁を擁護する答弁を行い、具体的な判例を示せなかった。

 鈴木議長は、この答弁に対し、「詭弁としか言いようがない」と指摘した。

 判例とは、通常、裁判所が示した法律的判断のことであり、判例を参考にしたと言うことは、判断の根拠を示す有力な方法になる。参考にした判例を示せない以上、市長の答弁内容が、相手を欺く虚偽であることを疑われても仕方がない状況となり、答弁内容の説明を調整するため、秋元議員の質問途中で延会となった。

 H290913小樽市議会 本会議(一般質問)1

 H290913小樽市議会 本会議(一般質問)2

 H290913小樽市議会 本会議(一般質問)3

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