団員募集! 小樽ヨット少年団


yachtboy1.jpg 小樽市祝津ヨットハウス(祝津3)を拠点に活動している小樽ヨット少年団(田口真一団長)が、現在、団員を募集している。
 同団では団員が減少しており、現在は、小学3年から中学3年までの7名が所属している。名称は少年団だが、年齢性別に関らずヨットに興味のある人なら誰でも入会可能。
 8月26日(土)に同ヨットハウスで例会が行われ、田口団長のほか5名(小学生2名・大人3名)が参加した。
 9:00に集合し、最初に30分ほどかけて、船体にマストを立て帆を張るなどの艤装を行った。たくさんロープを使用するヨットではロープワークは必修。このロープの使い方はヨットに限らず、日常の色々な場面で役に立ち、一度覚えれば一生の宝になる。
yachtboy2.jpg ヨットは、クルーザーのようなキャビンを持たないディンギーと呼ばれるものを使用。1人乗りのレーザー級や2人乗りのスナイプ級がある。この日はそれぞれ1艘ずつ使用した。船外機の付いたレスキューボートが併走して安全確保にも配慮している。
 風が強めだったため、セーリング操作に苦労する場面もあったが、小樽商大や北大ヨット部のヨットがたくさん出ている中で、同団のヨットも帆に風をいっぱい受けて疾走していた。
 ヨットに親しむ父親の影響で、幼い頃からヨットに乗っている大久保 天(てん)君(発寒西小6年)は、「ちん(ヨットが転覆すること)して怖かったこともあったけれど、風を受けて走りながら、海から陸の景色を見るのはとても気持ちが良い」と話してくれた。
 ヨットを始めてから1年が経過する工藤匠海君(三角山小3年)は、「海が大好きなので、海に来ることができるだけでも楽しい」と話す。
yachtboy3.jpg 田口団長は、「1日ヨット体験などを通じて、気軽にヨットに触れてみてほしい。ヨットはやり始めると奥が深い。ヨットを楽しんでいただける機会を提供できれば良いと思っている。子ども7名の団員のうち、小樽の子は1人だけなので、特に小樽の子には参加してほしい」と話し、団員を募集している。
 年会費2万円。初回のみ3,000円で、以降1回につき1,000円で、一般を対象に1日ヨット体験も行っており、こちらも受け付けている。原則4月から9月末までの日曜日に実施しており、現地集合・現地解散。活動時間は、天候や季節によるが9:00〜16:00。
 問合せ・申込みは、090-5123-7203・メールで、田口団長まで。
 小樽ヨット少年団FB