5泊6日訪問の旅!ナホトカ市少年少女使節団


 2017(平成29)年度ナホトカ市訪問小樽市少年少女使節団が、8月7日(月)から12日(土)までの5泊6日の訪問の旅に出発した。
 市は、1966(昭和41)年9月に、安達与五郎市長がソ連を訪問中にナホトカ市を訪れ、姉妹都市提携を結び友好親善を深め、昨年姉妹都市提携50周年を迎えた。1978(昭和53)年から使節団訪問を実施し、今年は20回目の節目の年となる。これまで、サッカーや合唱などスポーツや文化を通じて交流を深めてきた。
nahotoka1.jpg 今回は、長橋小学校・澤本昌宏校長、菁園中学校・青柳信正教諭、市総務部職員課渡部香織厚生係の3名の引率者と、桜町中学校と菁園中学校のバスケットボール部に所属する女子11名(2年4名・1年7名)の派遣団員。
 7日10:00から、市役所(花園2)2階市長応接室で出発式を行い、派遣団員と森井秀明市長、前田一信総務部長、勝山貴之総務部次長が出席した。
 森井市長は、「バスケットボールを通じて、ナホトカ市と交流をするのは初めて。良い試合をしてもらいたい。ロシアへ行き、同世代の子ども達と沢山交流し、文化の違いを感じたり、体験してもらいたい」と激励した。
nahotoka2.jpg 澤本団長は、「世界中がグローバルな世の中になり、小樽市の先見の明のある交流事業に参加し光栄に思う。安全と健康に気をつけた旅にしたい。ナホトカの人々との交流、同年代の交流、旅での多種多様な経験の3つの意義がある。将来活かせるようにできればと思う。子ども達から多くの土産話ができれば」と挨拶した。
 団員が1人ずつ紹介され、一言抱負を語った。菁園中学校1年・小室柚葉さんは、「ナホトカ市と人々と交流を深めるため、頑張りたい」と話した。
 一行は、7日に大韓民国仁川広域市のホテルに宿泊し、8日(火)は仁川空港からウラジオストクに向かい、ナホトカ市で4泊する。その間、バスケットボール試合や市内見学を予定している。事前に練習を重ねてきた、日本で流行った歌「恋ダンス」を披露する予定。
 12日(土)にナホトカを出発し、仁川経由で新千歳へ。同所には23:00に到着を予定している。17日(木)13:30から同所別館4階第3委員会室で報告会を予定している。
 関連記事