清涼飲料水1本から10円!キリンビバレッジ図書寄贈


 北海道キリンビバレッジサービス株式会社(札幌市中央区・坂謙一郎取締役社長)は、市立小樽図書館(花園5)玄関前設置の清涼飲料水自動販売機の売上から、同館に図書18冊を寄贈した。
 この取り組みは、2012(平成24)年4月から始め、小樽市のまちづくりと市民の生涯学習を応援する目的として、今年で5回目となり、寄贈図書は累計で128冊となった。
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 その贈呈式が、7月5日(水)11:00から同館2階視聴覚室で開かれ、同社札幌東支店・高島正樹支店長から、同館・鈴木浩一館長へ目録を手渡した。
 高島支店長は、「2012年から始め、自動販売機の売上金から寄付して5年続けられた。地域に貢献できる活動ができありがたく思う。図書館を利用してくださる方の笑顔が増え、色々な種類の本があればと思う。10回、20回と続くように、よろしくお願いしたい」と話した。
 鈴木館長は、「これまで寄贈された本は、市民に日常的にとても良く利用され、とてもありがたい。本の内容は、市民が気軽に手に取れるような実用書を中心としている。本を貸すだけではなく、町のコミュニティとして、ゆっくりと本を取って過ごしていただき、その際に、自動販売機を利用してもらいたい。今年は101年目の年となり、色々と協力していただければと思う」と感謝した。
 今回の寄贈は、2016(平成28年)4月~2017(平成29)年3月の同館玄関前の自動販売機の売上本数の合計により、25,200円相当の図書18冊を寄贈した。
 寄贈された本は、同館司書によって、市民が必要とする暮らしに役立つ実用的な図書ばかりを選び、本日よりカウンター前の閲覧コーナに設置して貸出を開始する。
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