米海軍駆逐艦"マスティン" 小樽寄港を要請


 小樽市(森井秀明市長)は、小樽港長(梶山裕司小樽海上保安部長)から、6月12日(月)、小樽港港湾管理者(小樽市長)に、米海軍駆逐艦「マスティン」の寄港に伴う岸壁手配の要請があったことを発表した。
0613mustin.jpg 入港予定日時は、2017(平成29)年7月3日(月)9:00。出港予定日時は7日(金)9:00。入港目的は親善。希望岸壁は小樽港港町ふ頭3番岸壁。回答期限は6月19日(月)まで。
 アメリカ海軍・ミサイル駆逐艦「マスティン」は、2003(平成15)年7月に就役。2006(平成18)年から、第7艦隊・第15駆逐艦隊として、横須賀に配備されたミサイル防衛対応艦船。長さ155.1m・喫水9.8m・幅20.1m・排水トン数9,000トン・マスト高45.7m・乗組員約340名・1日最大上陸人員218人。
 小樽港へは、2015(平成27)年2月5日に初寄港し、今回は2度目となる。
 船体の長さと喫水から判断する接岸可能な岸壁は、勝納埠頭の1番バース・中央埠頭の4番バース・港町埠頭の3番バースの3ヶ所。
 寄港の3つの判断基準として、1つ目は、船舶の大きさを判断して接岸できる場所があるか、2つ目は、入港期間にバッティングする商船があるか、港湾業務への影響を確認、3つ目は核兵器搭載の有無を確認。
 小樽港への米国艦船の寄港は、最近では、今年2月にマッキャンベルが入港。夏の米国艦船の寄港は4年ぶりとなる。1961(昭和36)年からの調査によると、海洋調査船14隻・砕氷船1隻を含めると、今回入港となれば80隻目となる。
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