甘いらいでんすいか!初競り2玉20万円



 北海道を代表するすいかブランドのひとつ、共和町特産の「らいでんすいか」の初競りが、6月13日(火)7:45から、小樽市公設青果卸売市場(有幌町1)1階卸売場で行われ、特秀3Lサイズ2玉が最高値20万円で競り落とされた。その他、秀3Lサイズ2玉が1万円・2Lサイズ2玉7千円・Lサイズ2玉4千円となった。
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 同市場には、開設者の小樽市長をはじめ、仲卸人・買受人・きょうわ農業協同組合職員・スイカ生産組合者ら関係者約20名が、2玉入り25箱のすいかを囲んで集まった。
 初競りに先立ち、出荷者代表の挨拶、すいかの試食会も開かれた。きょうわ農業協同組合の高嶋清理事は、「仲卸人の皆さんには、今年も多くのすいかの取り扱いをお願いしたい」と挨拶した。試食では、初物に「甘い」との声が飛び交った。いよいよ競りが行われ、競り人の掛け声が響き、特秀3Lサイズ2玉20万円の値がついた。
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 組合関係者は、「昨年より2日ほど遅い初競りで、しゃり感とみずみずしさがあり、糖度も12~13度と甘い」と太鼓判を押した。
 昨日、岩内郡共和町の3戸の農家から初出荷し、小樽では50玉、札幌市中央卸売市場では300玉が競りにかけられた。
 らいでんすいかは、市内スーパーや小売店で販売され、1玉のほか、最近ではカットした状態で出回っている。同すいかは、10月上旬頃まで収穫される。