補正予算7,123万円! 2定提出議案発表


 小樽市は、6月開催の平成29(2017)年度市議会第2回定例会に提出する議案の発表を、5月30日(火)15:00から、市役所(花園2)市政記者室で行った。
 提出議案は、一般会計補正予算のほか条例案その他議案6件及び報告等13件。この他、固定資産評価審査委員会委員など人事案件等4件を会期中に追加提案する予定。
 補正予算額は一般会計7,123万1千円。これにかかる財源のうち、国・道の補助金や市の借金である市債を除く不足額5,248万8千円を、市の貯金の財政調整基金を取り崩して充てる。
 主な事業としては、3歳未満の第2子以降分の保育料を無料とする事業。年収640万円相当未満の世帯が条件で、対象となる子ども180人分を計上した。平成29(2017)年4月に遡及して実施する。北海道の補助事業を活用するもので市の負担は約1,200万円。
 この他、空き家や空き店舗の利活用と関連させたまちづくりや、起業などの公開講座等を開催するリノベーションまちづくり交流事業費として540万円を計上。国の補助金を活用し市は270万円負担する。
 また、石原裕次郎記念館の閉館に伴い、市に寄贈を受ける自動車(ロールス・ロイス)を、総合博物館に展示するための車を覆うガラス製の展示施設の整備に850万円を計上した。
 専決処分報告は、公用車の自動車事故等に係る損害賠償が3件、不適切な公売や補助金の進達業務ミスによる損害賠償に3件など、市の失態が目立つ報告となっている。
 平成29年小樽市議会第2回定例会提出予定議案
 平成29年小樽市議会第2回定例会補正予算(案)の概要