~小樽の鉄道史~ 博物館企画展 (2017/04/29)

0429museum1.jpg 小樽市総合博物館(手宮1)が主催する企画展「旧手宮線が伝えるもの~小樽の鉄道史~」が、4月29日(土・祝)から本館各会場で始まり、手宮線散策路の整備の完成に合わせて開かれた。

 リアルに走行する鉄道模型運転会など、あいの里ホビー・札幌コムモデル・ノーストレイン北海道の協力で、小樽鉄道サミット2017を、29日(土)・30日(日)に開き、鉄道ファンにはたまらない催しとなった。

 同館2階企画展示室へ向かう廊下には、第3弾「北海道鉄道のある風景」と題して、鉄道写真家9名による渾身の鉄道写真5点ずつ・計45点を展示している。
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 小樽在住の早坂友宏さんが函館本線余市ー蘭島間の田園風景とともに電車を激写したものをはじめ、宗谷本線で雪をかき分けて走行するラッセル車、根室本線の尺別から音別の在来線電気・軌道総合検測車など、珍しい車両が風景に溶けこんだ作品が並んでいる。

 企画展示室では、旧手宮線の果たした歴史的役割を振り返り、地域に残る鉄道遺産の魅力を紹介。同館所蔵の貴重な資料や写真など約150点を展示している。

 プロジェクトマッピングで立体的に投影し、小樽の鉄道の変遷を地図から読み解く。鉄道のできる前の1875(明治8)年から鉄道全盛時代、2017(平成29)年までの7枚の地図が、小樽の鉄道の変化を分かりやすく紹介している。今後、さらに枚数を増やす予定。

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 手宮駅の駅長が書き留めた日誌をはじめ、汽車時間表(1913年)、手宮駅旅客関係駅客状況(1931年)や、手宮駅に関する資料(1934年)。大正末には石炭の取り扱い量が増えたため、1927(昭和2)年に小樽築港機関庫が完成。鉄道省は小樽築港線として小樽築港駅から浜小樽駅までの鉄道を敷き、小樽市が浜小樽駅を起点として埠頭への専用線を敷き、小樽港発着の港湾貨物輸送を担った内容が分かる資料を展示。

 1872(明治5)年に日本初の鉄道が新橋ー横浜間に開通。1874(明治7)年5月11日に2番目となる大阪ー神戸間に開通。釜石鉱山鉄道は、1880(明治13)年9月7日に日本で3番目にできた鉄道であることにも触れ、手宮ー札幌間を開通させた北海道で最初の鉄道は、国内何番目に開通した鉄道なのか真実に迫る。

0429museum4.jpg また、アイアンホース号が、小樽港に初めて運ばれてきた様子を写真で紹介。ボイラーを取り替えたり、職員や業者の真剣さが写真から読み取れる。小樽市博物館から数えて同館の60周年の歴史を振り返り、1993(平成5)年の仮称の北海道交通記念館のの計画書には、現実とは違った内容も興味深い。

 同館・佐藤卓司学芸員は、「手宮線を散策して企画展の展示を見て知り、帰りに散策路を歩くと、新たな発見や違う楽しみ方ができる」と多くの来館を呼び掛けた。

 企画展会場では、札幌中心のメンバーが自前のレイアウトを持参し、手宮線を走った石炭列車や道内ゆかりの車両を走行させ、北海道らしい風景や定山渓鉄道などを再現している。屋外では、5インチゲージの体験乗車を実施。

 5月5日(金)・6日(土)11:00~15:00には、軌道自転車の体験乗車会を開く。

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